月8万円のローンが苦しい。気に入った家を手放して親と同居するか悩みます【お悩み相談】
夫との関係、義実家との付き合い、仕事やキャリア、ママ友などの人間関係……。毎日がんばって生きている.......... ≪続きを読む≫

 

このところショックを受けています。ショックを受けるとその時の状況や相手のセリフ、しぐさ、表情なども一緒に否応なしに入ってきます。

入ってくる前に止めるとかがどうしてもできないのです。

子どもが幼い時からのかかりつけ医に「僕は寝たら忘れるけどなぁ」と言われ、それができないから病気なのかな、って思いました。

当時、博士論文を執筆するのと就職活動と学会発表と研究室の仕事、家庭の事、実家の事、自治体との関わり、などなどでもう忙殺されていました。

当然睡眠時間も食事の時間もありませんでした。

エネルギーがないのに脳は稼働状態。しかも超高水準の思考を求められるし応えないといけない環境だったし、それが自分のアイデンティティだったし。

 

信じてもらえるかわからないですけど、博士課程の学生って結構ノイローゼになるの簡単なんですよ。上記の状態に独身で若い男の子でもなりますし、自分の指導教官が顔が広いほど(その業界で有名)降ってくる仕事が多様で高水準ですから。

博士課程には、まあ出身校の場合ですが、中間諮問会といって、専攻の先生がたがずらずらとそれまでの研究成果を学会発表形式で報告する諮問会で学生を精査します。

それを通過しないと、博士論文の執筆に向けた活動、つまりそれ以降の在籍を実質許していただけません。

まあ、実質のクビですね。

だからこれに合格しないで退学するのは、たんなるみなさんがイメージされる退学。修士を経ただけ、みたいな意味合いになってしまいます。

もし合格しても、わたしみたいに在籍はできたけれど、まあ成績不良とか病気とか研究の斬新性が認められないとか教授陣を動かせなかった場合、たんに修了、となります。

これは、課程修了退学、とか、満期退学とか、認定終了とかになります。

加えて博士論文を執筆でき、内部審査を通過できます。実質これが指導教官と他の研究室(学内外を問わない)の先生2人が合格を出すので、卒業試験になります。

のちの公聴会で発表し、そこに集まったあちこちの教授がたの質疑に回答し、総合的に審査され、そこで認められて、晴れて学位を授与されます。

博士号の授与式は報道でみたことがありません。学部が一斉に、ではなくて、少数精鋭の学生が粛々と総長から学位証書を授与されます。

博士論文は国立国会図書館にも寄贈されます。

 

私は、この博士論文執筆の直前で体調を崩しつつ頑張っていた踏ん張りが、おそらく今止めないと、あとで大変なことになる、と思われた周りの人々に集団でほかの道を提案されました。

博士課程で中間諮問会を経てしまった学生なんて、つぶしが全くきかないんですよ。

ちょうど子どもたちが、シンママであること、私が大学から雀の涙みたいな給与をいただいていても(大学院生は大学に授業補佐・研究補佐として雇ってもらえる)一般の人はそれを知らないから、

学部を出て、シンママが一生懸命パートを掛け持ちして、というステレオタイプの環境とは違ったので、うがった見方をされ、その声を聞いた子どもたちが実際に、わが子たちにちょっかいをかけ、それが集団となり、子どもたちは人が怖くて、身体症状や精神症状に出てしまい、不登校になりました。

それのフォローも必要でした。

 

けれど、よく考えてみれば、私の大学院生としての進み方も、それまでのマジョリティ(あえてステレオタイプといってしまおう)とは全く異質の初めてだらけのことだったので、周りが待ったをかけたんだと思います。イメージできなかったんだと思います。

それで混乱をきたされたのか、もう理不尽なことをいっぱい言われて、されて、学生相談もいったんですが、カウンセリングって、話を聞いてもらうだけで、それで実際になにかをしてもらうわけではないので、本当に環境も周りの認知も修正されなくて、

やっぱり人間不信になって私も不登校になりました。

 

そう、母子でひどい鬱になったのです。ひどい鬱は当たり前ですが、倒れても起き上がれません。食欲もわきません。体が勝手に生きることを止めようとします。本当に長い長い時間でした。辛い一日が酷く長いのに、それが10年以上も続きました。

ガチでリアルから取り残されているし、声も出せない状態でした。

 

一般になじむには、一般によせるといいのかもしれない、と、これまでいっぱいの修正をしてきました。

 

けれど、頑張っているのはこちらばかりで、うまくいっている(本人その自覚ないでしょうがリアルでそこそこいきれている人)人は、そのままでいいし、それが長い人は、そもそも認知なんて知らないし、それを修正しなくちゃ、も知らないし、

知らないで一生を終わる人が多いということです。

 

もし私が有名人だったら、これらの文言にも目を通したり、耳を貸したりされるもかもしれませんが、そうでないので、文字数は多いけれど、受け入れてもらえません。

冒頭に書いた、いきなり情報が入ってきてしまう私とは雲泥の差、天地の差、です。

 

このところ、それにちょっと、いや、かなり、知らないうちに私の認知やアイデンティティが侵食されて、生きることに疲れてしまっているのでしょう。体が勝手にまた止ろうとします。

 

☆私は相手の人生や言動を自分のイメージや理想を潜在的な軸として評価しないし、そのとおりにならないからといって混乱したり当たったり物議をかもしだしたり糾弾したりしません。

なぜなら、わたし自身が、わたしという人間や考え方や生き方を、評価されたり、特に卑下されたり、ステレオタイプを頑強たる正解として強引に、動物に鞭をふるって支配して誘導するようには、決してされたくないからです。☆

 

仕事だから、上司の発令だから、と、誰かの起因のせいにして、他人を強引に迎合させる人、実は多いです。

 

だから私はこの世が怖い。。。。。

 

冒頭のニュースの回答者のような知的で冷静な問いかけができる思考の人間でありたいのです。だから載せました。