書いていいものなんだかどうなんだか。。。

 

https://www.kyotoprize.org/

はい、京都賞のHPです。

今年の受賞者はもう発表されています。

 

稲盛和夫(現京セラ株式会社名誉会長)氏により、1984年4月12日に設立され、1985年より事業を開始した稲盛財団により選定されます。

稲盛先生のご活躍はhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A8%B2%E7%9B%9B%E5%92%8C%E5%A4%AB#%E4%BA%BA%E7%89%A9%E3%83%BB%E6%9D%A5%E6%AD%B4

をどうぞ。

 

山中先生も受賞されているので日本の方もご存じかもしれません。

それ以前に、師匠同士のご縁でお仕事をご一緒させていただいた、アラン・ケイ先生も受賞されました。

 

Hikkiをよく聴くのは音楽的に好きなのもあるけど、彼女がとっても哲学的精神的に私から見ると惹かれるところがうんとあるから。

ことばをよく知っていて作品によっては「日本語ならでは、日本でしか表現できない」と言っているくらい感覚概念を理解しているから。

 

もし、私のなんだか分化しきれていないがために通じないと感じている根幹が学術で解決されるのなら、是非記念講演を聴講させていただきたいと思った。

 

ありがたいことに、北野天満宮さんや、哲学の道(西田幾太郎先生)や、京大や、芸大や、御苑や、博物館や、国立国際会館などなどが、ふらっ、と行けるというのに、自分は超おちこぼれだと信じ切って(指導教官が違う、立派な修了なんだ、と、何度も言ってくださっても私は自分で自分を絶対に許せない・・・というか慰められることほど傷ついていたり弱者である事実を突きつけられたくなかった)譲れないので、私なんかが足を運んではいけない・・・といつからかとってもとっても遠慮するようになった。

 

実際に入学試験受かっているのに、実際に単位取ってるのに、実際に論文書いたのに、実際に発表したのに、実際にデモもしたのに、実際にインタビューも受けたのに、実際にプレスリリースに載ったのに、実際に大学の専攻HPでも紹介されたのに、実際に賞をいただいたのに、すべては独身で短期修了してどこかへポーンと就職できちゃう、ほんのほんの砂糖や塩の一粒のような人になれなかった事で全否定している。

 

でもやっぱりここまで辛いし、それを解決してくれる術を持っているのは、私にとっては学者さんしかいない、そう思っていて、

事実として、ただのファンとか一般人の一方通行じゃなく、先生がたにも私の名前と顔が一致して知ってくださっているという背景に自信を持てないでいる、というズレにストレスを持っているということを、どうしていいかわからずに動けないでいると、やっとやっと気づいたので。

 

普通といわれる多くの人が、心理学でいう背景効果、という、一方的にブランドを知ったり身に着けたりすることで自分にその価値があると思い込む心理があるんだけど、そればかりなので、しんどかった。

口を開けば知り合いだ、っていうんだもん。

知っていることを自慢するんだもん。

そのくせ知らないことを知らないと安心していえる環境が保障されていない。

基調講演でも、普通の発表でも、学術系は『わからないことをわからないって言っていいし、それにたいして陳腐な質問とかいうものさしがなく、興味をもってくれたからこその質問だ、とありがたく、受け、理解していただくために、手を変え品を変えいくらでもどれだけでも時間の許す限りとことん懇切丁寧に説明する(=回答する)ことが保障されている』のです。

 

わからないからうざい、とか、細かいからめんどくさいとか、全くそんな概念はありません。

わからないから興味がわき、細かいからもっと細分化したところを見たくなる。知りたくなる。

そこまで細分化したら、もしかしたら、要素や規則性が見つかるかもしれない。

それが発見につながるから。

発見の種は、一般の人がうざがる、範囲を逸脱した世界(単位がすごく大きいたとえば宇宙とか、逆に小さい素粒子とか・・・理系でいうとね)に、隠れてる。

『見つけたー!!!』

『そうだったんだー!!!』

ってね。とっても幸せ。

独り占めするんじゃなく、「ねーねー、ここにあったよ。とすると、君のはこういうところが似ているからもしかしたら近くかもしれないよ?」って公表する。

「ほんとだ、論理的に近くにあったよ。ありがとう!君の先行研究があったからこの結果がでたんだよ!謝辞に書くね!ありがとう!!!」って感じ。

確かに予算がどこから出ているかも謝辞に書かなきゃだけど、それは大人の事情であって、純粋な論文の成果内容とは厳密には違う概念だから、機械的に書いているだけの話。

 

音楽の神様が助けてくれないのなら、学問の神様に助けてもらおう。。。音楽の神様は私の懇願がお分かりにならないようです。。。わかってて無視するほうがとんでもない話だもんね。

 

書いちゃった☆★☆誰でも申し込み可能なので興味ある方は是非フォームからどうぞ。