この曲を初めて聴いた時、御洒落でぶっとびましたwww 最近は大人の歌声でいらっしゃる。バッキングにコンボオルガン使ってるけど、他の楽器とのバランスが良くて煩くない♡なんでもバランスなようなきがする。ただウルサイだけの音楽、例えば技術ドヤ!みたいな演奏は聴きたくない。はいはい、凄いですねー、って引いちゃう。どんな世界観を作るのか、どんな物語を伝えるのか、が、やっぱり見えてこないと、って思う。
歌詞の方は、もうちょっとしっとり物語って欲しいかな?みたいなところはあるけど、曲のセンスで押し切っちゃった感じwww
バッハもメンデルスゾーンも楽曲は御洒落~、ってカンジ。あるいは、荘厳で、ははーっ、ってカンジ。
でも、レクイエムとか、式典のそれに従ってラテン語で歌詞が決まっているし、
ジョン・ラターについては、先日の、ヘンリ―王子の結婚式の最中に歌われた”God bless and keep you.”のように、
永遠の愛を歌う詞がついている。
どんな言葉を使って、どんな愛やこころを描くのか。
それに対してどんな感情や技法で表現するのか。
歌は、やっぱり、かなりの、醍醐味がある。
そうして、合唱は、民衆の声だから、なおのこと、崇高な力があるように思います。
声を合わせて歌う、という事は、素晴らしい事なんだ、と。
ドラゴンボールの元気玉が集まったようなもんだよね♪
コンクールとかに行くと、上手下手にどうしても気がいってしまうけど、
力を合わせてそれぞれの肉体から出てくる声(息)で皆で歌っている様子が、
何ともいのちを感じるのです。
先日の合唱の日が二日間あったんですが、どこのお子さんたちでもどこのOBさんでも、
上手下手を超えたところの息の集合体が、魂の交流をしていて、
それがまた聴衆とも交流していて、
素直にやっぱり圧巻というか、とっても感動します。
その人がやっぱり出るんですよね。歌って。
そう思いました。