大杉漣さんのお別れの会の様子を拝見しました。漣さんの名前を見て息子が「これなんてよむの?えっと・・・さざなみ?」と言いました。私は知らなかったので嬉しいビックリ仰天。識字の学習障害とされていましたが、自らが興味を持った文字はどれだけ難解でも知識になっているようです。素敵な御名前にされていたんですね。そうして息子の潜在能力を引き出してくださってありがとうございます。昨日も合唱の練習の際主宰が昔の同級生の子の事を言っていました。「彼は勉強ができなかったから音楽の時間もつまらなそうだった。でも、運動が抜群に出来て体育の時間は楽しそうだった。特に運動会では。その時にいつも流れるのが”クワイ河マーチ”。知ってるか?」とピアノを弾きだしました。そうして「この曲の中間部の旋律だけは見事にピッチも合って覚えていたんや。好きって凄いな。」と。結論として「その彼は音楽を感じる心はあってん。それを引き出して音楽って楽しいなあ、って出来へんかった音楽の先生には本当に責任があると思うわ。」と。息子の事も学校の先生は指導要綱に決められた内容の漢字を決められた教材の中で決められた順番に覚えない=学習障害、という枠に嵌めて息子を苦しめてきた。私はそれが許せない。クラス皆で笑い物にした事もPTSDになっている。「さざなみ」という美しい様相の訓読みを心を持って芸術的に知っているって、素晴らしい知識獲得能力じゃないか!!!と、色々気づいた出来事でした。