土曜日の主催側がFBで様子をアップしてくれました。お借りして貼り付けますwww
そうしてステージ4のがんサバイバーである母から春の様子が実家から。父が亡くなる直前に「あいつには本当に迷惑も苦労もいっぱいかけた。この家はあいつの家や。今建てたら生きているうちには凄い手入れも要らないやろう。」と言いました。だから私は父の世話が終わった後というのもあり、DV裁判の間から既に家を出て、ぼろアパートに移りました。父が亡くなってからは、母の家に居座ることにためらいがあったので、仕事と学業と子育ての両立を目指して京都に移りました。
花を愛する人です。担当はアルト。(ソプラノだと思うんだけど)近所の奥様達が当時50代とか60代とかから始められて、アルトは内声で音程を取るのが難しくて嫌、ソプラノは主旋律が多いからソプラノがいい!というわけのわからない言い分で、初見のできる母は仕方ないのでアルトに行ったのだとか。身長がほぼ私と一緒なので声帯はソプラノ(私よりは声は低いからMEZZOだと思います)だろうに・・・
その母が当時「私も40代には遅くとも歌を再開していれば違っただろうに」と言っていたのを覚えていて、私は体調が合唱をどうにかできるくらいまでじりじりと待っていました。それで今に至っています。
根がまじめなので(ピアニストの山﨑先生に楽譜を見られて”わー、凄い勉強してはるー!”って言われたくらいです。どなたからも言われます。)自分がブランクがあるのも解っているし、呼吸に関しては素人なのも解っているので、必死なんです。幸いというか、6歳から電子オルガンを始めて、大阪に8歳で移り住んだ時に着いた先生が、楽典をしっかり仕込む先生でwww、小学生なのにカデンツも聴音も歌唱もソルフェージュも毎回やってから、電子オルガンの演奏にやっと入ります。練習を始めました。予習復習を求める先生でした。だから練習曲の解釈をされます。指導者養成用のテストにしか出ないのに、まだうんと前から小学生に16小節の曲を即興で3コーラス弾かせ、1コーラス目はそのまま、2コーラス目からフェイク(アレンジ)、3コーラス目に集大成、のような練習もさせていました。(当時のグレード5級の試験内容やんwww)ただチョロっとメロディを変えたりしているだけじゃあ、もう雷、雷!!!「そこ、移行するのがドミナント!!!」「そこのフェイクなんだからドッツェルドミナント!だからベースはその音踏んだら重なってしまうでしょ。そんなことしたらあかんでしょ!!!」って、今思うと交響曲アレンジか!!!みたいなかんじでしごかれていましたwww怖かった~☆他の時間はとっても美人だしお母さんだしお優しいんだけどレッスンは本当に厳しくてグループレッスンだったはずが、どんどん少なくなって、二十歳になって続けているのは私だけになってしまいました・・・・。
だから思い出しさえすれば、幼い時に徹底的に教えられているので、音楽理論は理解できるんです。音ももちろん取れます。初見ももちろんOK。クラシックの楽譜、特に当時の手書きのものは何読ですし、整理されていても、今の均一のテンポの楽譜と比べると、指揮者がルバートかける位置が違うし、ソリストも違うし、と、合わせるに最初は戸惑いますが、「そういうものだ」と慣れてしまえば、何ら困りません。そのあと、私は親の意向で音楽の道を断念し、普通科の進学校に通い、今に至る訳です。。。
ところが、府立大の修士卒で美術系の人が本番直前に「その身体全体動かす歌いかた、後ろから見て目立ってしゃあないからどうかと思うわ」って言ってきはりました。挨拶しただけなのに、です。本番前に言う???それまで誰にも言われてないです。しかもその人、大阪の他のオケの附属合唱団と二足の草鞋で、そっちに重心置いてるから最近こっちの練習ほぼきてないんです。とすると指揮者の最近の緩急の場所や求めている歌唱、誰にも指導を乞うてないし、違う方で培ったものをここでされてもその人だけ浮いているやん!!!それに私は一列前のソプラノのリーダに倣ってやってて、ホント我が団での音楽的には何ら問題なくて指摘されてないんです。
練習もろくにきてない、リーダでもない、マエストロの意思を伝達された人でもない、ただ団員として長いだけの久しぶりの人に、間の悪い文句言われて、「視覚要素じゃなくて聴覚要素やろ!?音楽やねんから!!!」って言い返せる立場にないペーペーであることが本当に悔しかった。だから本番では大切に演出通りにしましたよ。大声でババーン!!!と歌うなんて、ある程度やったら出来るし勢いでどないでもなるんです。けれど、苔の花のような繊細な曲において、pianoより小さな音量の旋律たちに、どう物語をふきこんで、皆さんにイメージしていただくか、の方が難しいんです。最後の最後のピアニッシモのロングトーン・・・・気を抜くと、いや、腹筋がないと、技術が無いと、響きが落ちてくるんです。凛と落ちないまま透明に消えていく音・・・歌えてから文句言え!!!(心の声www)ひとりやりましたよ!!!120人からして在籍している団の中で一人やりましたよ…どこまでもはかなくそれでいて凛としている苔の花を歌いましたよ。
文句言うなら、歌えてからにせえ!!!! それより入団三年目のやつに追い抜かされて、そっちの方が恥ずかしくないんか!!!
ふんっ(怒) あ、取り乱しました、スミマセンwww
ホント色んな人がいますね・・・以前の私なら心がピーピー泣いていたでしょう。でもそれじゃ相手の思うツボ、という事に気づいたんです、突然。絵を描かせてもある程度出来ちゃう。運動させても出来ちゃう。勉強も出来ちゃう。音楽も。そうして人間付き合いも自分で言うのもなんですが、苛めてくる人以外には、なんか問題を起こした事はありません。。。。両親ですらそれに嫉妬しましたもの。実家で苛められていましたよ、色々とね。だからどれだけ実家が裕福でも帰らないんです。意地悪だから。巧みに人の心を操って結局はこき使うだけだから。
…というわけで、そろそろ娘ちゃんも、調子ぶっこいてきたので、これまでと同じスタンスで行くのはやめにします。優しくしていたらつけあがる人間大嫌いなんですわ。眼が笑ってない事くらい気づけ!!!なんつって☆www
母の事があるのでいつまで歌えるか解りませんが(毒親なので、という意味でも、親戚とどうなるかも解りません、という意味です。)、一瞬一瞬の自分を大切にして、もう邪魔ばかりされて実現しなかったせいで、いつしか口に出せなくなり解らなくなった夢を、残りの人生、一つ一つ思い出し、何らかの形でかなえてあげていこうと思います。それが私の私なりのインナーチャイルドの癒し方だと今は考えています。