WEBのCM視たんです。ある百貨店のCMです。作家さんが書いたコピーをセリフとして話しているのですが、冒頭でその様相内容に心を掴まれてしまいました。そうして「予定調和」と続きます。
『あれ?予定調和・・・知っていたはずの言葉なのに意味忘れてる・・・なんだっけ』と焦って検索しました。色々結果が出ますが、いくつかのサイトをザッと読むと、goo辞書が解りやすかったので、引用しますね。
・・・だ、そうです。ここで面白いのは、私は、というと、
この青い部分を知識獲得したくなるんです。そうして、かつて、調べたはずなのに、思い出せなくて焦るのは、こっちのほうなんです。
一方、CMで木村拓哉さんが話すコピーの予定調和が、
であることも整理して確認でき、冒頭のセリフからの流れと矛盾なかったので、安心して知識獲得しました。
という具合に、何か知らない(忘れた)語彙が出てきた時、私は、最低でも、例えばこのCMなら、ふたつの意味が同時に並行して入ってきたり、想起されたりしないと強い不安にかられます。辞書でいうとデジタルでは掲載されていない紙の辞書の6番目とか7番目とかの「例外的や稀有なタイミングで使われる意味」まで知らないととても不安になるのです。酷い時はパニックを起こします。
というわけで、このCMの御蔭で、私の特性がより明確になりました。感謝です。
一般の会話になかなか入れなかったり、理解できない理由も、これでさらに明確になりました。
なぜなら、この辞書の説明の1と2の序列にも意味がある事が解っているからなんです。1が前提だったり基盤であれば2をも想起できるけれど、おそらく2を前提としながら1を議論しはしないでしょう。ましてや、2すら知らない人は、たとえば、物事によっては序列があるとか、どっちが必要条件か十分条件か、という発想すらないでしょう。
解りやすい例をひとつあげます。メールを大学の先生方にccで書くとき、どの順で御名前を冒頭に記載すればよいのか、特に複数の大学に先生方がまたがっている時には、相当苦労します。なんてったって、ものごとには序列がある事が前提の皆さまに送りますからね(苦笑)神経すり減るにもほどがありますよね(苦笑)どなたかおひとり違っただけでも大騒動になるので、先輩やそのあたりをよくご存じの方に相談します。「御名前この順でいいですかね?」って・・・凄い世界です(気にせずにいてくださる先生も多いんですけれどね・・・殆どが厳しい先生の方が多かったです・・・業界の礼儀作法ですから)
というわけで、学問が出来ない事は断腸の想いです。もうスパルタで私を学術的にしごいてくださる方はいなくなりました。けれど、それ以外の事に神経を遣う事が当たり前でしたので、業界の方が要因になっている事に関しては、神経科に救急搬送されないといけないくらいに倒れる事も少なくなりました。
じゃ、一般の方との会話は、「考えられる意味のうち、どれについて、採用して御話されているんだろう???」と、もっぱら傾聴側になっています。だってその語彙の周辺語彙を聞かないと、どの意味か断定できないですから(笑)加えて、僅かでも間違うと、偉い事になってきたという過去が私を苦しめています。
ですから、長く生きているから、とか、性別、とか、なんでもいいんですけれど、何かの尺度をもってきてそれご自身が優位であることを誇示する方はPTSDの引き金になって、体調を崩します。フラッシュバックしちゃいます。
でも、木村拓哉さん、年相応にかっこよかったけれど、個人的には素人目には解らないくらいに「予定調和」が言いにくそうに映りました(苦笑)普通は、2の意味でさえ、日々の会話で用いないのでしょうか?たぶん、用いない????・・・のだと思います。
育ってきた環境が違うから、すれ違いは否めない~
と、ふと、セロリの歌詞を思い出しました。なので、いつも説明するような
ブログです。このようないつも厳しく叱られるヒエラルキーの中にいたので、萎縮しちゃってますから、「こんなの解って当たり前でしょ」とか怒らないでくださいね この世界、超久しぶりなんですから(苦笑)
まだまだ「言動に全く神経を遣わない人がいるって恐ろしくて信じられない」を我慢しています。だって、外に出てみたら、無意識になんらかのヒエラルキーを利用してマウンティングする人、最近散見されすぎですもの(泣)
お願いですから、潜在的ヒエラルキーを無意識に発動しないでください。御怒りにならないでください。
・・・という自己解明の報告とお願いでした←結構自己研鑽できたので素直に安堵しています。