16歳のころの中村紘子さんだそうです。
美しい容姿と強いけれどしなやかなタッチのpianoの有名な人、という印象を子どもの時に持ちました。
今更ですが、もうこの時には、あの妖艶な(伝えるものがある)手や指の動きがおありだったのですね。
恥ずかしがらずに小難しく考えずにクラシックを堪能したらよかったのに。
表現方法は違っても、情景やこころを伝える音楽に変わりはなかったのに。
・・・と、今だから思うのかもしれません。
キャッチーな旋律だけCMに使われたりして、通して聴いていなかった名曲名演奏がうんとうんとあるように思います。
時空を超えて拝聴したいです。
そういう意味では、アーカイブ技術が培われた事、そこに僅かでも携われた事、幸せに思います。
広義の情報技術ってやはり伝達の礎のように思います。
古い動画だけれど、十分に美しいと思います。
中村紘子さんが、常々、おっしゃっておられた、技術だけじゃない、その向こうの想いや魂を伝えようとしている演奏が私を幸せな気持ちにします。
こういう興奮はむしろ安寧に繋がります。
ありがとうございます。
pianoの女神さまだったんですね。中村紘子さん。。。そんな想いです。