先月中ごろから、今年最大の危機のピークが来まして、
 
だましだまししながら水面下で見た目には解らないけどじっくりじっくり努力を継続しておりまして、
 
精神も限界に到達していた時期(最近、離人恐怖や錯乱してしまうんじゃないかという急性期←パニック障害の発作の種類のそれぞれです)を経てやっと今日、
 
担当医とやっと通じた感を自覚できた気がしました。
 
通院病棟に行く道すがら、パニックを起こしながらも、値観が酷くかけ離れた、自らの価値観以外に世の中には価値観が存在しないと認知すらしていない普通の多くの人の波を掻きわけ
 
やっとこさ帰宅したら、頓服の安定剤がやっと効いてきて、その事実から、それまで過度の緊張状態だった事が逆算的に自覚できました。
 
ずっとずっとずっと、過度の緊張状態でした。
 
もともと大変センシティブな人間なので、関わる人に尋常でない気の遣い方をします。
 
大変封建的な家に育ち、また旧帝大という大変封建的なところに行き、この国もまだそのような風潮が残り、
 
顕かに、女、子ども、老婆、障害者が、相手の価値観とタイミングと意図とで、一方的に最下層に巧みに置かれ、
 
普段のストレスの矛先になっている事、
 
これだけ拡散されて酷い状態である現状から、もう目をそらす事なんて出来ない。
 
・・・そんな中で、旧来の「賢母像」を生きる事、知らないうちに生きてきた事、知らないうちに他人からも期待され、その他人の点の中で満点じゃないと、逆切れされる人生に、
 
ほとほと疲れ果て、身体のみならず、精神も、とうに悲鳴をあげていました。
 
それでもかなり辛抱強く、「もっと大変な人がいる」とそれでも考えなさい、と、幼いころから反発も文句も愚痴も言えない環境だったので、
 
顔色をうかがいすぎて、倒れても「頑張れなくてごめんなさい」「倒れてごめんなさい」「御世話かけましてすみません」と、意識朦朧の中、声にならない声でお詫びし、
 
同じくらいの強い想いで「こんなこともできないと、またお母さんに”辛抱が足りない”って、怒られちゃう」と怯え、もっと自分を責め続けます。
 
私はそのような気質になってしまいました。
 
これらの修正には、一生かけても、どこまで修正できるか解りませんが、まずは、精神保健福祉士さんの「こんなにまでなって他人を優先している場合じゃないです!まずご自身を大切にしてください!」と信念ある口調で諭していただきましたし、
 
担当医にも「今までずっと拝見してきて、お母さんとして本当に身を粉にしてやってこられたと思います。倒れても入院できない環境にある事も理解しています。容赦ないお子さんの症状、それに伴う、各機関との調停役、私が言うのもおこがましいですが、本当にそのようになってまでもされているなんて、感心しているんですよ。」と改めて言葉にしていただきました。
 
もう、もう、自分に、「ちょっとくらい休んでも、サボっていると認知する人は、ここまでになったらあまりいらっしゃらないかもしれない・・・・かな・・・」と、思えた途端、安定剤が効いてきて、僅かな時間ですが、それでも墜ちる事ができました。
 
その間、久しぶりに、子どもたちの事、生活の事、母の事、大変な状況にあるみなさまの事、考えないで墜ちる事が出来ました。
 
そう、ずっとずっと、幼い時から、根の深い、『サバイバーズギルト』で私は構成されているようです。
 
疲労困憊の方、もうご自身を保てていない事実にも気づかれていない方、寸暇がどうかどうかいつしか取れますように。
 
お祈りしています。心から。