お久しぶりの人生の大先輩とお電話で話す機会がありました。
補聴器をつけていらしても聞き取れなかったようです。
色んな周波数や間合いでお話したのですが、通じませんでした。
通じないので思い出していただけませんでした。
ただの不審者になってしまいました。
私は人の記憶の中で生きています。
私がまたいなくなりました。
こうして私は欠損していきます。
父も若くして亡くなりましたが最期に赤子に還ってしまい、
母のこと弟のこと私のこと…が無くなってしまいました。
存在意義や存在価値や存在自体があの時なくなったように今でも思っています。
あのショックがぶり返しました。
仕方のない事だけど私には悲し過ぎる事なのです。