今月に入り、とうとう、というか、ついに、というか、
息子が、長年、ひきこもってしまう理由、
喧騒がダメな理由、
人が怖い理由、
信用出来ない理由、
の真相を告白しました。
それは言葉通り、深層の深層の深層に、私もが無意識に押し込んだもので、
それでどうにか自分を保ってきた理由でした。
もう、これ以上、自分だけで抱えてられない、そうしてこれから生きてはいけない、
限界はとうに過ぎていたのだと思います。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
ショッキングなので、明言は避けますが、
私も息子も直接的な被害者です。
加害者は元配偶者と元義母。
大きな大きな身体の怪我(私)、精神的な大怪我(息子と私)。
何人にもの警察官、何台ものパトカーに、保護してもらいました。
息子が私より辛くて悲しくて苦しくて引きちぎられる理由は、
加害者が実の父親で、その血やDNAが自分にある事、
そうして当時、血だらけで息子を追って庇った私を、
どうにも出来なかった命や人生がかかった無力さ。
それを僅か3歳になったばかりの子が負ってしまいました。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
今までの精神科医にも、誰にも息子は言えなかったそうです。
でも上に挙げた理由で、もうもたない、と、判断し、
一方で、過去の自分に克ちたい、
もう、お母さんやお姉ちゃんを守れる人間になりたい、
そう強く願って祷って、
今朝も早くから体調が悪かったけれど、病院に這う感じて行き、
担当医に告白する事ができました。
17年と半年、かかりました。(子どものそれなので、相当なものだと思います。)
そうして、その傷が総ての根源と判明し、医者も『やっと合点がいきました・・・ありがとう、お話してくれて。でも大丈夫?』っていってくれました。
私も息子の反応で(当時の怪我で頸椎がズレています)、無意識のうちに、
潜在下に押しやってしまいこんでいた事を自認しました。
結果は、二人揃って、PTSDの診断項目を見事に総て満たしました。
トラウマ・PTSDの専門医は、大学病院ではあまりないようで、
先生もこれから探すし、国もガイドラインを作っているし(加害者身内の場合の被害者補償の問題の明確化と実現)、
その中で、自分のケアをたっぷりとって、
『これなら、ちょっとは、もしかしたら、半歩くらい、やってみれるかもしれない』となったら、
しっかりとした紹介状など総て医師人生をかけて施す、という約束をしてくれました。
ですので、おそらく、またまた、倒れる日々が到来すると思います。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
でも、本当に、勇敢な子だと思いました。
そのような過去があっても、暴れたり、責任転嫁したり、乱れたりしません。
ただただ、引き籠って、乱れて行きそうな自分を保ち、ぐっ!と人生を耐えています。
ついに告白したわりには、客観的に言えました。
かつての私は、まるで他人事のようにペラペラしゃべりました。乖離していたのだそうです。
時間がたった時は、涙ながらに話しました。それは錯乱なのだそうです。
そのどちらも息子はしませんでした。
途中で、ぐたっとなって、椅子に倒れてしまったり、先生の言葉が聞けなくて(音など)、ジェスチャーでストップの手を出せました。
すごいすごいすごいすごい(専門家が言うんだから)、第一歩を出したのだそうです。
この子は本当に芯が強いです。人間的に強いです。そうして真の意味で慈悲深い。
悲しくて可愛くて愛しくて大切な命である息子。
かあちゃん、支援、生きている限り頑張ります。
元配偶者とはいえ、親の責任。残った片方の親(私)が、ケツふきます。
彼の、彼自身の人間としての底力に、敬服します。