興奮しなきゃ嘘だ☆ | ♪よこしま☆ちゃんの日常♪

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~ ゆるゆる生きる ~

素人が一年かかってようやく辿りつくかどうかより、プロの声を一声聴いただけで本当に得るものが沢山ある。有り過ぎる。興奮しないはずがない。私は女声なので、やはりソリストの皆さんの声の伸び、響き、アーティキュレーション、ディクション、などなど、御自分の身体をよく知り、基礎をカスタマイズし、オリジナルにしてしまうその技術が泉のようで。

 

御存知の方も多いでしょうが、マーラーの千人の交響曲(第八番)は、女声ソリストが5人登場します。もう、贅沢すぎて、倒れそう!しかも今日は少年合唱団が入っていました。彼らは最初の合唱合わせから暗譜していて、しかもアーティキュレーションばっちり、楽譜の揺れも体得していました。広上先生からの注意はほぼありません。

 

そうして広上先生も最初は本当におおらかに誘導し、基礎を徹底してくださいました。明日からのオケ合わせにて、全体のバランスを再編成されます。そこで合唱のアーティキュレーションも変化が十分にあり得るとの事。なんだか論文執筆の時を思い出しました。ドラフト書いて、応募して、本稿を投稿するのに、書きながら練って練って、何度も何度も読み返して、構成を変えて、第一稿を間に合うようにひとまずネットで投げておいて、それで締めきりまで練って練って、改編するたびファイルを焼き直して、上書き投稿を重ね、パシフィックタイムの午前7時締切まで、何日もPCにかじりつき。そうして投稿した最終稿を先生に報告し、その日だけは研究会に遅刻しても御赦しいただけました。最後まで、お尻に火がついても、それでもやぱり諦めない。

 

さて、明日は、広上先生が常任になられてから本当に日本でも秀逸になられ、広上先生と御一緒にサントリー賞を獲られた京都市交響楽団との合わせが始まります。こんな機会、そうそうあるもんじゃありません。素晴らしい音楽的に深く解釈された広上さんの指揮で揺れるオケとソリストさんと少年合唱団の合わせが明日から二日間。修正を重ねながらのリハになると思います。

 

ピアノの先生もマーラーの第八ということで、グランドピアノ二台で連弾で伴奏をずっとして来て下さいました。凄すぎます!!!!プロ中のプロ!!!それでも広上さんの指導に真摯に向き合い、プロの仕事をなさいます。今日のコーラスはプロの仕事じゃ無かった。と小玉先生。素晴らしい皆さんと共演させていただくだけで浮かれるんじゃなく、プロの皆さんと御一緒するんだから、当日はプロなんだから、しっかり仕事をするよう、言われました。はい!!って感じです。

 

 

今日はテンションが上がりまくって、自分を冷静にして、自分の胸部に力が入らない正しい声楽の響きのポジションをキープするのがとても難しかったです。大きな喉声に煽られてしまいそうになる自分を制して、焦らず、しっかり声楽的正しい発声をしないと、京都コンサートホールの大ホールでオケに負けない声(響き)は出せない。今のところ喉に異変は無いので、大丈夫かと思いますが、小玉先生よりほんのちょっとだけ意識を上に取らせていただいたほうが、私は音楽的に言葉をさばけるので、超ヘッドヴォイスにしようと思っています。頭震動するなあ~・・・ちゃんと頭の蓋あけよう!笑←歌うひとしか解らないよwww

 

そうしてちゃんとドイツ語を声楽的音楽的に語れるように。歌詞があるから歌には力があるんです。生身だから力があるんです。オケの皆さんが楽器を愛をもって奏でるように、自分の身体を楽器にして、愛しながら歌いたいと思います。本番まであと少し。慎重かつボルテージ上げて行きます。

 

(興奮して眠れなかったりしてwww)