Googleのデータ解析によると、女性が結婚出産して、外界と関わっているか、自分の事を家族と同等に大切にしているか、などなどの質問に、なんと!どの質問にも最下位である結果がでました。(Googleのトップページからwomanwillというところにリンクが貼られています。)
私の世代は、アジアでも韓国のほうが儒教の色がまだ濃いと言われていました。それがなんと!アジアだけでなく調べた国の中で日本がほぼどんな質問も最下位。。。orz。。。愕然です。
色んな偏差を鑑みてみてもあれほどの差で最下位ということはよっぽどなんじゃないか。私のみならず、世代を超えて、先の大戦が終わって70年以上もたつというのに、他の国じゃない日本が一番、まだまだ「おんなこども」を度外視している内実があるのか・・・と大変ショックを受けました。
これはデータの解析意味というか、同じデータでも解析の方向性によって意味が大きく変わるという事ですが、それでもそれらを鑑みても、ショックなくらい有意差があったように読みとれました。
すると、息子が、『僕たちの世代よりよっと上の世代の人から、結婚自体をしないであろう人が三分の一占めているのに、その質問はある意味ナンセンスだ』と言いました。
(@ ̄Д ̄@;) え!!!
そりゃ、そーだ☆ データを解析する時は、前処理としてノイズを除く。この場合のノイズは、未婚の人という意味だから、息子の意見はもう少数派ではない現実があるとすると、もはやノイズとして処理してよいものではない。つまり、このデータ自体、社会全体を反映しているとは言い難くなる。。。。そっか!そうだよね!!!
続いて彼は言いました。
『ママの概念や、そのデータ解析をした人の概念は、もう形骸化しているよ。』と。
え? ケイガイカ???
恥ずかしながら一瞬で意味が出てきませんでした。。。
「え。もう一回言って?」
すると息子は慌てます。『僕、間違えた?いつも間違えるからまた間違えた?』
「ううん、違う違う。たぶん”形という漢字と、えっと骸骨の骸って書く”アレだよね?」
「なんとなくぼややん!って形だけに過ぎない的な意味だということは解るんだけど、もうちょっと厳密には解らなくて。えっと漢字あってる?で、もうちょっと厳密な意味なんだっけ?そのケイガイカ。」
『えっと・・・なんだっけ?』
「たぶんあってるんだよ!合ってるんだけどその信憑性を高くしないと納得できないし気持ち悪いんだよ。それだけなんだよ。えっと、御母さんが解らないから調べていい???」
『僕・・・間違えた?』
「違う違う。きっとあってる。安心して♪お母さんが知らないだけ。で、もうちょっと厳密に知りたいだけ。」
調べてみると、形だけ継承されていて内実が空洞化、つまりもともとの意味とは違ってしまっている状態を言うのだそう。・・・ということは、ある程度の年齢になったら、誰しもが結婚して・・・という社会のあらましというか成り立ちは、もう平成29年では須くない。
時々、息子は、神様のように、哲学をいったり、このような言葉をはっしたり、俯瞰したりする。