どこかに導かれて行くような、真の癒しを受けるような、これまでを労わって下さるような、
ありのままの自分で、丸腰で挑んだ人生がを受け容れていただけるような、
そんなコラールが。
教会のステンドグラスから木漏れ日のような光が射して、ものいわぬままうっすらとほほ笑んでさえいてくれるマリアさまを見つめて、時に目を閉じて瞑想にふけるような、そのような状態で、放心のような状態で、これらの美しいハーモニーを人間だけが持っている間で聴くのが幸せでたまらない。
天使たちの歌声に聴こえます。声にならない私の深層の想い、波長にのって、見つめてマリアさまにおとどけして、ものいわぬマリアさまのなにか御導きを、代弁してくれているように思うのです。