帰宅しようと降車したバス停から自宅へ歩きだしたその時、
遥か向こうから歩いてきた人影が突如として小さくなりました。
へ?
と思って固まっているとどうやら人が倒れた様子。
そうして動かない・・・
息子に『あ、アカン!動かへん・・・!(救急車呼ばんと)アカンやん・・・!』といい、駆けつけました。
ついて来てくれた息子。
声を掛けました。・・・が、ほんのわずかな間、反応がありません。
みるみるうちに鼻血が出だしました。
うそやん!!!ど、どうしよ!!!(脳内出血!?まさか!?)
あわてて、携帯を出して、ダイヤル。
画面を見て愕然としました。
110・・・・ちゃうやん!!!!
一文字削除。あわわわわ。119!!!
「はい。救急ですか?火事ですか?」
!!!救急です!!!
そのうち、周りに人が集まって来ました。
声をかけだし、そのおばあさんは、動き始めました。
頭を打っているようで、大量の鼻血なので、
『ごめんなさいね、気持ち悪いと思うけど、そのまま動かんとって下さいね。ごめんなさいね。』と、
自分たちがERで看護師さんからかけられるであろう文言を慌てながらも伝えました。
みるみるうちに、が多要素で起こるので、市バス○○バス停東向きすぐです!で位置確認して欲しかったのですけれど、119センターの人が御存知なかったようで、通りの名前で説明しました。
途中、おばあさんはやっぱり昔の人らしくご迷惑をおけかしては・・・みたいに思われるようで、動かれようとするんです・・けれど、触れない。専門的な知識と技術が無いから。(悔しい!情けない!申し訳ない!)だから、119センターの相手をいつまでも出来ない!でも指示した通りの位置把握できないから、何度も「違います!西じゃなくて、東!!!」って。
早くおばあちゃんを搬送しにきてよー!!!!
で、『あなたは?』「とおりすがりというか、偶然居合わせたというか。通行人です。」『御名前は?』「へ?私?もう5,6人以上は人が集まってます。」『近くに救急車が見えたら誘導してください』「あ、は、はい、わかりました」
で、救急車が見えると道路に出て、ちびっこいのに両手を上げてぴょんぴょんはねて誘導しました。なのに本当に直ぐに『解りました。もう歩道に入って下さい。』って。一生懸命しなくても解るじゃんよ!!!ちびっこいのが頑張らんでも!!!
そうこうしているうちに、「わたし、さっきまで、そこで一緒に合唱してたんです・・・」というおじいちゃんが登場。「ああ!あそこの郵便局ですよね!?」とかになって、そのおじいちゃんが同行してくださることになりました。けれどもそれが決定するまで、救急隊員、警察官に、同じ質問を同じだけ訊かれました。いつも思うんだけど、一緒に訊いてくれない?そのうちにおばあちゃんへの処置できますやん???
で、行き先が決まったのか、救急車は行きました。警察官に質問したら、おばあちゃんが心配だけど個人情報だから、その後どうなったかは伺う事が出来ないんだ、って。
だから、御祷りするしかありません。もう最中からそうですが、今でもプルプル震えています。見知らぬ人の突然の大量の鼻出血・・・頬骨か眼底の陥没骨折の可能性が高いし、倒れ方からして(何もなくそのままの姿でふわーっと前に倒れていかれました)脳出血も疑わしい。。。早く搬送してー!!!!!
逃げないから、後でいっぱい答えるから、なんなら搬送先のスタッフさんと直接言葉で説明するから。
みなさん、すみませんが、元気玉送って下さい。あのおばあちゃんに!!!!
(個人的には・・・・発達障害の私は・・・ちょっとパニックが起こりかけてます・・・瞳孔確認もなかなか辛かった・・・よく考えたら私、素人じゃん・・・・でも、どうにかなんとかしなくちゃ、って・・・ずーっとドキドキ・・・止まらない・・・・どうしよぅ・・・たぶんこの後・・・倒れると思います・・・・安定剤・・・服用した方がいいよね・・・助けた側がPTSDになる事はよくある事なので・・・あのJR福知山の脱線事故とか・・・)