朝一番で京大病院に行って来ました。飛び込みだったので14時になるかな~、とか覚悟をしていたのですが、問診に事情を事細かく正確に事実を列挙しましたら、予約の患者さんの合間に診て下さいました。

 

以前詰めたところがどうやら削れてしまっていたのだとか。どうしても詰物(冠じゃないよ)と元の歯とは硬度が違うので、寝ている間に無意識に力んで噛んでしまっていると削れてしまうことがあるのだそうです。

 

今回は前歯だったので困っていました。どうしてもドイツ語の"s","sh","sch","ch","t","w"が、イメージと違う発話にしかならないのです。十束先生のみならず、声楽をされている先生は本当に発話にはドルチェというか、忠実というか誠実というか厳しいので、おじーちゃん先生からすると老眼で見えるかみえないかの細かいところですけれど、やっぱり発話・発音となると致命的なわけです。十束先生は現在はウィーンに在住なさっているのでそのあたりはやはり厳しいです。ドイツ語ができずに(イタリア語も当然ですが)何が合唱か!声楽か!クラシックか!みたいなもんなので(最近は英語でもOKですが(米語のことね))やっぱりドルチェなんですよ。スイーツじゃないですよ、音楽的にドルチェは甘いからこそ繊細に緻密に厳しいという意味です。

 

再診受けつけ書類の時からそれはそれは一生懸命に困窮度合いを書きました。口腔外科の受けつけでもそれは同じかそれ以上に一生懸命に困窮度合いと既往歴(発達障害がある)事と、QOLとその事情はなぜか、という事を書きました。もう明日には年明け早々の京都大学交響楽団の百周年記念公演の練習があって求められるものに応えないと成功なんてありえないどころかオケの引っ張ってしまうし十束先生の、あるいは師匠の小澤先生の御顔に泥を塗ってしまう・・・というのは旧帝大に所属した人だとピン!とくる感覚なので、すぐに理解していただけて良かったです。

 

何より、いつもと違う診察台(環境)で、いつもの先生と違うのに、診療を受けられたのは、PDDをもつ私の大きな成果でした。でもそれもこれも医療機関の御理解があっての事です。

 

そういう意味では京大病院に御縁があってよかった~♪頑張って京大院生になってよかった~♪って思いました。ほんのちょっと、本当にほんのちょっとの見えるか見えないかの僅かな治療でしたが、やっぱり歯の隙間の微調整で発話が全然違いました!!!『隙間なく埋めたいかどうかは好みによるけど、これ以上は磨けなくなるリスクがあるよ。』と説明していただき、一旦閾値状態で止めていただき発話をお試ししました。『先生、やっぱり微細な修正なのに、こんなに発話の体感が違う!!!凄い!!!やっぱりこれだったんですね!!!』『でもまたドイツ語始める、って凄いなあ』『ね~!私も思いませんでした。学部生の時は男性名詞女性名詞あたりでこけましたんで(苦笑)』『僕は、イッヒ・リーベ・ディッヒしか覚えてないわ~』『先生、その"ch"もっと発話せんとあきませんのです~。"ich""ach"・・・あ!出来るかも!先生神様や~♪』『はははは☆』『だって人生の殆ど理解されてこなかったんですもん。めっちゃ嬉しい!しかも迅速、丁寧、緻密!!凄い!!!有難うございます!!!』『いえいえ』

 

新年早々よい事ありまくりハートハートハート 結果を柔軟に捉えるように意識しつつ自分の殻を破ろうと小さな挑戦を続けて居たら素敵な人に逢えそうです!!

やっぱり私のかかりつけ医は、京大病院みたいですぽってりフラワーぽってりフラワーぽってりフラワー

さ~、練習しよ~!!

あ、その前に午前中に帰って来れたから、またまた御洗濯です~ニコニコ←どんだけ好きやねんてへぺろ