石鹸のにほひ | ♪よこしま☆ちゃんの日常♪

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~ ゆるゆる生きる ~

朝から変わらず年末の家事のバタバタ・・・っていつも通りだけど(笑)

 

最後の家庭ごみの日だったので出せるものは出してしまいたい、と、思ったとたん、緊張して徹夜になってしまった息子(笑)

 

出し終わって「ねむたい~アセアセ」と。そりゃそぉだ。ってんで、じゃあ、歯磨きして、フッ素コートして、御風呂入って、もうスッキリスッキリで、ふかふかの御布団で御昼寝したら~ラブ?って提案。

 

すぐに乗っかりましたハート

 

で、しばらくして様子を見に行くと、石鹸の匂い。ボディシャンプーはその都度お気に入りの季節物などを使いますが、手を洗う時はいつもいつも彼専用のカウブランド。お姉ちゃんがコスメに興味を持ちだして、赤箱を何かで使いだして、今お姉ちゃんは他の何かコスメの洗顔料に変えたけど覚えて気に入ったら、そればっかり。最近手を洗いすぎてひびわれてきているので、流石にそろそろ控えるように言おうかな、聞けるかな?ってな感じです。

 

で、石鹸の匂いを辿っていきます・・・・おぉぉぉぉキラキラなんだか惹かれる乙女のトキメキ息子にはどん引きされるだろうけど、おかまいなしに首筋の匂いをクンクンおすましペガサス

 

あっ!!解った~!!新生児ちゃんの時の匂いだ~ハートハートハート

 

沐浴して、お白湯飲ませて、そうして眠ったあと、私もゆっくりすればいいのに、小さな寝息が心配で、顔を近づけて確認ばっかりしてた、っけ。これは二人ともに共通してしていた事。今はま~ちゃんの調子を診るときに、そうっと近づいて同じ事するよラブ

 

で、くんくん・・・していたら、ビックリして寝ぼけた様子の息子君。

 

『ごめんごめんアセアセアセアセ赤ちゃんの時の匂いがしたから懐かし過ぎてラブラブちょっとだけごめんラブラブ でもあの時の事思ったら、ホントよく育ってくれたね・・・ありがとねハートハートハート』って。

 

内心キモイとか思っているかもだけど、そのまままた寝たので、なんだかちょっとなんだかちょっと・・・胸がいっぱいになりました。よく今まで生きて来てくれました。戸籍上の年齢は成人なので、そろそろ子離れ、ってところですが、ゆっくりさんなので、まだまだ御母さんするんだろうな~、って。

 

内弁慶だからいっぱい八つ当たりされて、お世話ばっかりの御役目なんだろうけど、それでもそれは私にとっては幸せなことなんだろうな~、って、ほんわかじんわり思えました餅ピンクハート←なぜこのスタンプ?(笑)

 

正直、家事育児に疲れていて、仕事でどれだけ徹夜でも海外出張でも神経の遣いかたが指数関数的な育児と比べると、なんてこたぁなくて、御掃除してくれてもやり残しや、一番手をつけたくないところや、具合がわるくなったら汚物なども(お食事中の方ごめんなさい)いっぱいお世話があって、ゆっくりさんだし、資質があるから、振り回されてばかりで正解も助けもなくて、きつすぎて私が二次疾患の鬱病が酷くなって倒れたり、それでも這いずって育児してケアして勉強見て。

 

3年保育に行く前にプレで何やら習い事をし、祖父母がそろっているからいっぱい手伝ってもらえて、私学の幼稚園を受験して御迎えまでの間、お茶して(そこで私は大学院の勉強をして否応にも観察対象になっていた・・・うるさかったから・・・当時デスク与えてもらっていなかったから。)家族親族の自慢して、みなりは美しいスーツ着て、ブランドの時計や装飾品をつけていて、やっぱりブランドの化粧品をして、髪はうつくしくセットされていて・・・もうそこからシングルマザーと、そうでないママとの格差って本当にリアルに体験して。下の子が二十歳になっても、まだ世間が怖くて引き籠ってて、その分家の事だけになって。なんて普通、って恵まれているんだ~、って、保育園に預ける時の状況が、結婚していた時と、別居していた時と、シングルになったときとがあるから実体験であって。病児保育なんて当時なくて。やっぱり病気の時は御母さんがいいんだろう、と思って。

 

・・・生きている限りこんな思いするなら、って、思い詰めて生きても来ました。でも子ども達の事を思ったら出来ない事で、ギリギリのところでいつも踏ん張って踏ん張って。そんな人生にほとほと疲れきっていたのです。

 

でも、石鹸の匂いで、思い出しました。上の子は、母子ともに危険な状態でICUに長期入っていた子、下の子は麻酔が効かなくて(今思うと喘息を自認していなかった・・・)局所で出した子(痛い、ってもんじゃない!)、子どもの事だけで精一杯だと自分に手が回らない、と感じた元の配偶者や親などに暴言を吐かれたり、身体の資質そのものを非難されたり、時には暴力を受けたり・・・だから子どもだけは手放したく無くてそれで家族からも元配偶者からも引き離して育てました。

 

私自身甘えていないから、どう甘えさせてあげたらいいか解らなかったし、過保護になっていないか、とも思ったし、それでも余りの無理解にはどこまででも上に対して懇願というかたちで説得した(相手の顔や沽券があるため←死守している人が相手であることが多い)事も数知れず。とか思い出して。

 

なぁんにもこれからの苦難が解らなかった、ただその一瞬一瞬が大切で命懸けだった小さくて早い鼓動のふたつの命をただただ愛しく思ったあの頃。ただ生きてくれさえいてくれるだろうかさえ、保証がなかったあの頃。今命ある事以外、何も考えて無かったあの頃。それを石鹸の匂いで思い出しました。

 

なあんにも知らずに寝ている息子。それに寄り添うま~ちゃん。私の御役目はもうないのかもしれないけれど、それでも心配で放っておけない。それでもいつか邪魔になって足手まといになる時がきたら、寂し過ぎて耐えられるか自信無いけど離れてあげたいと思う。

 

そんな事を、石鹸の匂いで、思ったりしている夕暮れ時でした。。。いろんなじんわりした想いが沸いて来て、私にとって真の幸せは何か、がなんとなく、見えないまだ解りきっていない感じでぼわっと出て来たような、そんな不思議な瞬間(時間)でした。。。

 

香水は咳こんで喘息が出て苦手なんだけど、石鹸の匂いは大丈夫なの。変?

 

変だと思うよ・・・だって、私だもん・・・くまクッキーうさぎクッキーハリネズミおすましペガサスハート