オルガン奏者でもある、トン・コープマン指揮のマタイ受難曲です。

 

 

 

私はこの曲のソリストさんたちの声が大好きです。

 

 

 

もちろん合唱さんたちの声も大好きです。

 

 

 

今日、洋子先生に、『言い方悪いけど、ちょっとへなちょこ』って言われた旋律があります。

 

 

 

バッハと違って、マーラーなので、色んな楽器がガッシャンガッシャン鳴っている中で歌うのは、洋子先生くらいの個性のあるブライトな声が良いのだと思います。

 

 

 

憧れの先生ですが・・・悲しいかな、似たような声が出ない。そんな技巧派なビブラートまだ出ない。

 

 

で、このマタイを聴くと、SopranoはCornelia Samuelisさん、 AltoはBogna Bartoszさんの声はとっても落ち着いていて、

 

 

なんというか、先日視聴した、アメリカ出身のバーバラボニーさんともまた違う落ちついた響きなんです。

 

 

なんというか、木の楽器の、しかも古楽器の方の音色のような、おちついた声。

 

 

たしかにキラキラなソプラノは魅力的だけれど、出せないし、落ち着きたくて、精神の鍛錬のためにも、声楽をしようと思ったので(そうでないと歌詞の荘厳さ壮大さに対峙できないように強く思います。)、

 

 

有難く享受いただく部分はいただいて、音色はやっぱり自分のオリジナルですから、似ても似つかない、じゃなくて似ても似せられないのだから、近しい目標とする声で良いのだと自分に言い聞かせてもいます。

 

 

まあ、そんなところで、色々複雑な要因が総て重なった部分の骨折のような心の折れは、ちょこっと修復が必要かと思います。

 

 

髪に潤いを与えるためにコラーゲンなどが配合された芳醇なトリートメントしてあげるように、身体だけでなく、心や精神にも、純度の高い栄養を補給してあげたいと思います。。。

 

 

いや~・・・折れました・・・ウワァァ━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━ン!!

 

 

☆ちょっとこのところ追い込み過ぎて歌い過ぎているようにも思いました。歌唱のための身体のみならず、精神も疲弊してすり減りまくってて、簡単に折れるところまでこき使っていました。

 

 

ホントなら歌う以外は声帯を使いたく無いのですが、そうもいかない家庭環境ですし、合唱というその他大勢のたかが群衆の役ばかりですから。←自虐的?(苦笑)でも、ソリストを引きたてたり、全体の支えとなるのは合唱だと思いますよ。オケと一緒でね。

 

 

そのためにも基盤は絶対的に崩れてはいけないように思ったので、追いこんでしまったのだと、思い詰めてしまったのだと思います。。。

 

 

もともと病弱で小柄な私は、身体を使う事を加減してあげないと、壊れるみたいです・・・研究を途中で断念せざるを得なくなったのも、20代の男子と同じような激務に耐えられなかったからだと思います。。。

 

 

頑強な肉体を持っている人が本当に羨ましい。。。(本音)

 

 

そうして人のいのちやこころを多少なりともその時でも、ほんのちょっと楽になっていただけるのなら、そちらに使いたい。

 

 

それで、古典音楽や宗教曲で定期演奏会をしたり、童謡や唱歌を歌いにボランティアにいかせていただいたりする合唱団に入ろうと思った経緯があります。

 

 

 

とにかくちょっと時間をもらって自分の深層と対峙しようと思います。深いところのからだやこころの声とお話ししようと思います。。。