海外の演奏を聴いていました。
古楽器のorchestraでした。




単一でアリアなどを聴き、そのままコラール、全体を聴きました。




身体の変な痛みが引き金になって気持ちよくアルトさんのような声を出せない事がコンプレックスになりそうでした。



当たり前ですが、やっぱりソプラノはソプラノのの、アルトはアルトの…声質でした。



何だかホッとしました。



合同練習終了前三十分には個人レッスンとテナーのパートレッスンをみてくださっていた井尻先生が見学にいらして、なんとソプラノのすぐ脇に座られました。



私の真ん前ですあせるあせるあせるあせる



今日は幸運な事にアルトと合同だったのでアルトリーダーのIさんにパート練習はお世話になりました。同志社大同志社女子大の合唱のOBさんで、OB合唱団でも歌唱指導をされている素敵なアルトのお声の方です。


そうして全体練習でもお隣と後ろにソプラノリーダーさん達がすわられました。とんでもないS席状態。歌いながら『この部分のドイツ語の子音の処理はこうするんだ~』が聞こえてきたり、それまでの歌い方でリーダーさんたちと一本に声が纏まった時は、『やってきてよかった~』って思いました。



その様子を目の前で先生に見られるので心臓が飛び出そうでしたが、先週の別合唱団のソロのレベルチェックと比較するとリーダークラスの方々が一緒に歌って下さるので心強く、緊張しながらも留意する事は全て歌い切れました。


先生は何度も頷いて聞いてくださったので本当に嬉しかったです。




私はどうしても出来なかった事に着目してしまうのですが、出来た事もちゃんとあって、それは貪欲に真摯に、

『皆さんに迷惑をかけないくらいのレベルに速くなりたい』『リーダーさんのご苦労を増やしたくない』『ソリストさんに気持ちよく歌っていただきたい』『皆さんに気持ちよく聴いていただきたい』『オケのみなさんにお手間を取らせたくない』などなどを念頭に出来るつもりにならずに毎回初めまして、のつもりで練習に真面目に参加させていただいていた積み重ねがちゃんとあるんだぞ、という事で、

久しぶりに井尻先生に目の前で声を聴いていただいて、頷いていただけて、本当に今日は辛かったけれども、その分、実はラッキーな側面もちゃんとあったんだよ、って思えました。



バッハって凄い、
マタイ受難曲って凄い、
世界中で演奏合唱している人って凄い、
って思えました。



よく考えたら一年かけて練習するんですものね。


濃いな~ブーケ1