・・・なんのこっちゃのタイトルですね
うさはな、です。
でもこの子じゃありません
こっちです
この子なんかもいいですね
今日はマーラーの第8の方の練習でした。心はすっかりレクイエムってたんだけど(レクイエムる、ってどんな造語よ)、
こっちはレベルチェック(オーディションともいう)が間近でして、全体の仕上がりも纏めに入って来まして、
いっつも面白く厳しい小玉晃先生、
『軟口蓋あけてー 響きは顔の前
もうちょっと詳しく言うと鼻の前に集めて
皆さん、うさぎの鼻、できませんかー
』って。
へ
途端に、先生、鼻をモヒモヒ動かしだしました
『コレ、出来へん人ね、結構顔の筋肉退化してますよ、っていうか神経退化してるよー 悪いウサギの顔してー
』
(どんな顔)
前歯見せるくらいに上げると鼻腔が縦に広がるのでそこに息を当てるとよい響きになるそうなんです
すると、ちびっこよこしまちゃん、2コラの最前列端っこに座っていまして、
『ちょっと、手、貸して。』て言われました。
へ
・・・戸惑いながらも、先生に手をそのまま差し出しました。
『違う、こっち。』と、手をくりん、とうつむけて、手の甲を上にして、その上になんと、
ハミングで息を吹きかけました。
ビ―――――――――――――――ン
って震動した空気が届いたんですよ。5センチくらい離れていたかな・・・
もうひとり隣の人にも同じことをしました。
私はわっかりやすい顔で・・・のまま、固まってしまいました。
『こんな風に出来やん やってください
そうして声帯は優しく通過するだけ
でないと本番前の、あの怒涛の練習スケジュール見たでしょ
声、潰すよ
』って。
まあ、ハムスターちゃんみたいでもいいんですけどね
でも今日は楽譜にいっぱいって書きました。うさぎの「う」に○をしたマークの部分もあります。後は骨盤庭筋の事を指す、「おしり」とか。あと、お腹で押して出す人もNGが出ました。相変わらず、厳しいです。でもなんとなく、声を大きく吸って、底から出して、声帯は優しく通過して、うさぎの鼻モヒモヒして響かせて、音程はお空で取るイメージの身体の動かし方というか、感覚がなんとなく掴めたように思います。丁度明日は、東京音大の浅井先生(バリトン)がいらっしゃるので(広上先生の助手みたいなもんだから・・・おいおい)、忘れないうちにもう一度出来たら嬉しいな、って思いました。
・・・で、ブログ書いて、気付いたんですけど・・・
小玉先生に、ハミングの息を吹きかけられたんですよね
皆の前で、震動を感じさせていただいたのはとっても名誉ですけし、勉強になるので嬉しいですけれど、
えっと・・・それって・・・ちょっと鼻息混じってますよね・・・
う~ん・・・・
・・・ですよね・・・
ふくざつ