広上先生と浅井先生とマーラー第8と。 | ♪よこしま☆ちゃんの日常♪

♪よこしま☆ちゃんの日常♪

~ ゆるゆる生きる ~

20161115001336.jpg

注:酷いメンタル状態で書いてしまっているのか(自分では落ち着いて来たと思ったのですが…)乱文(誤植が多い)です。御赦しください。ショックで眠れるか解らないなあ。。。

 

今日は突然、広上さんがいらっしゃるという事でした。浅井先生について来ちゃった(?)のかな?

私は知らなかったのでビックリ。でも前回のはじめましてで、大きな人だと解ったので広上先生に対しては団員は思わなかったんでしょうけれど、合唱指導の特に浅井先生(直下の部下?)は緊張気味。

 

いきなり入って来られず、最初は浅井先生のレッスンとなりました。二部がまだボロボロなので、一部を一生懸命練習している姿を見てもういちど一部を見ていただくという姑息な手はすぐに見抜かれましたwww

なかなか入って来られない広上先生の事を浅井先生は待ちかねたというかいつまでその心理状態でいたらいいのかが解らない事がお辛かったようでww早めの長い休憩。

その後、広上先生が、『御待たせしました♪じゃ、二部やります♪』と(爆笑)

 

アーティキュレーションを意識し過ぎて声が萎縮してしまっているので、とても壮大な曲なんだからまずは大きく全部フォルテでしっかりと音をしっかりあててください。との指示が出ました。前回と同じです。大きく大きく。まずはマーラーの複雑にぶつかりあう不協和音の多用に慣れる←そのためには自身のある音程がしっかり出ている事が大前提。ということだと思います。そりゃそうですよね。ピッチ以前に音程が取れていない人が混ざっているという事実が実は怖いんですが。。。orz

 

で、広上先生がなかなか入って来られないので、不思議な精神状態が続いたのがお辛くなられたのか、冒頭のスコアの部分だけ、えっらい御叱りを受けました。上二段が第一コーラスのテノールとバス、下二段が第二コーラスのソプラノとアルト。二小節ともp→sfです。で、第二コーラスの"cem"を一気に膨らます終了点が、上二段のテノールとバスの4拍目入る直前で終わっておかないと、この動きのある小節4拍目のテノールとバスが効いてこない(怒)どうしてそういう事をするのか!と。(こわかった~☆新喜劇風に)

 

激しく御叱りになった事実に対して発達障害の私は大ショック(大打撃)を受けてしまいました。特徴です。仕方ありませんが辛いです。浅井先生や小玉先生のストレスも同時に見えない波に乗って一瞬にして伝播して来てしまいました。これも特徴です。でも辛いです。一生賢明になりすぎて発声練習で「できた!」と思っていたのに、いざ合唱するとピッチを上に上げすぎて力みすぎて声が上ずっているかのように聴こえました(たぶん私の声・・・だと思います)。歌いながら身体のどの部位をどう修正すればよいのか探していました。

 

有声子音や無声子音のタイミングも遅れないように心がけましたが、小玉先生が二コラに対して「遅れてる」「遅れてる」を連発しました。これ以上は飛びだしになります。対応できません。でも、オケなんかは低音楽器の方が先に出すはず。届くまで遅くなる事が理屈で解っているひとは、そうして演奏しているはず。合唱もバスの人はそう心がけているはず。だから本来、指摘されるのはバスなんですが。。。(おじーちゃんばっかりだしなー。。。)

 

でも、スコア上は、合唱として音楽として、ごもっともなご指摘だと思いました。

このような時の私は『生きる価値が無い』になります。驚いて萎縮して他の人が指摘されているかもしれないのに自分一人だけがとてもついていけていない風に捉えるのです(というか他の人が出来なくてもたった一人でも出来るようになりたいのだと思います。)。他のパートの旋律の移動を踏まえてこの交響曲のこの譜面の部分(Kalmus社75ページ76番)を総合理解出来ていませんでした。(でもこの部分これまでそのように考えろ、と言われた事がないんですよ!?)

そうして小玉先生も「遅れるのは指揮についていっているから。指揮を最終的には見るけれど発話のタイミングはあくまで拍(ビート)で捕まえる!!そうしてないから遅れるんです。」・・・これかて知らん技術やんか~☆orz

 

もう声が萎縮して萎縮して・・・なんならショックで倒れそうでした(←マジな話。発達障害だからかなぁ・・・?)☆

 

で、広上先生登壇。上に書いた通り、前回と同じで、『大きな曲だから大きくまずは堂々と音(担当のパートのラインの絶対音)に自信を持てるように歌いましょう♪』と、細かな指示はされませんでした。『マーラーの交響曲の楽団の大きさを考えたら今の段階(今の時期)ではまず正確に音を捕まえる事でしょう?』と。面白いダジャレや雑談を多用されて、団員が笑ってほぐれて、笑い声はお腹から出ますから、周りの萎縮した筋肉が解れるんですね。御自身の身長の自虐的なギャグとかも、エピソードとかも、カラヤン先生もバーンスタイン先生も決して大柄じゃなかったんだよ~、ってな事を教えてくださったりして。『ウィキなんとか、っていうの?あれに僕の身長、128センチとか書いてある、って噂があるって聞いて・・・それはないでしょう?』とか、後合唱団員に対しての指示に使う言葉が本当に丁寧。『欲を言えば、~していただけると大変嬉しいです。マーラー先生っていうのは、もうこの曲に関しては狂ってるんですね。喜怒哀楽をあらゆる技法でごった煮みたいに煮込んじゃってます。だからなんとうか毒ベビのごった煮みたいなんです。絡まってたり、お箸つっこんだら目だったり、先の割れた舌だったり、もう酷いもんです。でも、そこがマーラー先生の真骨頂でもありますし、先生がおそらくコンプレックスといっていいと思いますが、色々手を尽くしたけれど最後はやっぱり音楽的に美しいシンプルなモノに到達したい、という旋律が現れます。そこは、そこだけは、やっぱり丁寧に歌って下さいね。お願いします。』とか。

 

イメージしやすく、詳細で、ユーモアを添えて、それでいてやっぱり総括的な理解のどの部分を担っているかを伝えてくれる。だから、このように歌って欲しい、とおっしゃる。

 

私は個人的に、それらの説明が無く(音大に行ったわけでもなく専門的に教育を受けた訳でも無い素人が一生懸命合唱しているわけです。どうか技を惜しみなく享受して欲しいです。大学で教える全部とは言いません。この第8を歌うためのそれらだけでいいので。)、『なぜ~しないの!?見たらわかるでしょ!!』のようなアプローチは本当にショックというか傷つきます。自分の人生を(音楽を専門としなかった(事情があって出来なかった)人生を)呪ってさえしまいます。焦りもします。やっぱり・・・浅井先生や小玉先生が広上先生にとても緊張なさっているのだと思いました。(そりゃ仕方ないですよね。同業界だとヒエラルキーがね。。。)

 

でも、それこそ、そんなもん知った事か!です。素人だもん(笑)『広上さん面白い~!それでいて腕はすっごい~!やっぱり応援しよう!チケットいつの買おうかな~!って思うじゃん!!』www

特に今日は、練習場の少し先の駅で人身事故があったようで、近鉄電車がほぼ運転停止状態でした。振り替え輸送が大変だったと思います。京都線のどの駅も人で埋め尽くされて大変でした。

でも、その御蔭で?前に並んでいた同志社中学のラグビー部とおぼしき二人の男子に『ちょっと聞いていいぃ?あのぉ、丹波橋に行きたいねんけど、各駅停車がやっと来るでしょう?その後の急行、今、京都出た、ってアナウンスでしょう?どっちが早く着くの?』とゆっくりやさしくすみませんが教えて下さいませんか的にお話してみました。すると、今時のカンジでなんならちょっと怖そうな僕たちが「あ、この各駅のほうが早いです。さあ、どうぞ。」と先に通して各駅電車に乗せてくれました。

 

短時間にたくさん色々あり過ぎて、なんだかとっても疲れました。。。まだまだ譜読み(他のパートの絡みを考えながら読むという意味)が出来ていないんだな~・・・自分のパートの音を正確に出しピッチも正確でという段階で留まらず、他のパートの動きに合わせて正確な範囲で(インテンポで)微調整するというような譜面に書かれた指示の向こうを読めないとダメなんだな~・・・って猛反省というか・・・この世の終わりくらい落ち込んでいます・・・

 

出来ないにも程がある!!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

 

って今、自分のあまりの鈍感さに自分の事を大嫌いモード突入しています。。。

でも、広上先生の御指導に救われました・・・ホント素人に怒らないでいて下さって有難うございます・・・

そうそう京都大学交響楽団のコーラス、男声が足りなくて今日京都市交響楽団コーラス(ややこしい)の練習後に来て学生さんが案内してはりました。Iちゃん、ほんま渉外係として頑張ってるオケでもチェロ弾くのに・・・広上さんが『僕は、彼女初めてだけど、第二の復活っていったら、マーラーを知る上の根底を知れるから是非出れる人は出てください。絶対為になります。』と応援なさいました。

色々凄いな~・・・広上先生・・・今日もピアニカがんがん吹かれていましたwww