コンプレックスの克服(KORG SV-1) | ♪よこしま☆ちゃんの日常♪

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~ ゆるゆる生きる ~

 

実は。。。。こんなもん持ってます(画像はお借りしました)。

 

私は電子オルガン屋さんだったんですが(6歳くらいから20歳くらいまでやってたのかな?)、まあ色々ありまして。。。

 

母はピアノが弾けたんですよ。父方の伯母たちも芸事には長けていました。で、父だけがどうもなんというか。。。(まあギターを耳コピでつま弾くくらいは出来ましたが。←今思うとこれとて結構凄い事だと解る)

 

時代がそうだったんですよね。『芸術では食べていけない』という決まり文句。今でも芸大出てもそれだけで食べていけるのは本当に5%いるかいないかなんです、って。

 

日本がそもそもそういう土壌じゃないからでしょうかね。。。

 

さて、話は戻りまして、そんな中、小学校一年生の時は、東京の中野というところに父の仕事の都合で住んでたんですけど、そこで一番の仲良しになったメグちゃんが、何やらお試しレッスンに行く、ってんでついていったら、電子オルガンでして。

 

そのカラフルな音色を出す楽器に1ラウンド1発目でKOされましてwww そのまま帰って母に懇願したんだと思います。

 

私はすすめられたものは本当にダメなんですが、自分がこれだ!って思ったものは本当にとことん突き詰めるまでやるんですね。で、電子オルガンもそうで、母は小さいのに電車に乗ったりバスに乗ったりする教室まで通わせたんです。(通わせくれた?)

 

大阪に戻ってくる時も、吹田市というところに住んだのですが、習いに行くのは梅田です。大阪のトップクラス。ということは、まあまあ近畿のトップクラス。グレードのテスト会場になるそこでした(名だたる人のグレードの名札が掲げてありました・・・振り返っても凄いな・・・)

 

で、グレードが上がると、そのうち指導者になれるよう、ピアノで楽典のテストを受けるようになるんですね。で、理論は別段、勉強と変わりないので、理屈を覚えればそれでいいのですが、それを実現するとなると、なぜ幼いころからピアノじゃなかったんだろう、って。そう、鍵盤のタッチが、電子オルガンは軽い軽い!

 

私は手が小さいので、それでもテンションコードなどを一度に押さえる時に先生に『届く?』って心配されていました。悔しくてね。電子音ならリバーブとかサスティンとかで伸ばしている間に、瞬時に多重に押さえて音をだして、素人の耳にはあたかも6音とか7音とか、同時にならしているように錯覚させる変な技とか編みだしていたんですけどwww

 

でも、ピアノ、となると、そんな技通じない。本当に自分の手が嫌で、この隙間っていうか水かきっていうか、そこを真剣に『切って!!!切りたい!!!』って泣いて懇願したり、自分の手を殴ったりして、練習続けてました。。。そんな時に、

 

ピアノ上がりの子が逆に転入してきたんですよ。確かに足(ベース)は辛そうですが、それ以外は、もう何もかもがとても正確で、運指も全然辛くなさそうで。で、たまたま、その時の課題曲がクラシック曲を電子オルガンで弾くアレンジで。嫌だった・・・

 

小学校の時にグループレッスンだったのか、段々抜けて、受験とか、ついていけないとか、他に興味がいったとか。高校になるともっとそれが顕著で。めっちゃ美人な子は、音楽じゃなくて、ミスコンに行った子もいて(その子は本当に弾けなかったwww)。大学生の頃になると、もう誰もいなくなって、先生の御宅に個人レッスンになって。

 

レベッカのコピーとかに向かって行く同級生がとても羨ましくて。仲間っていうと揉め事もいっぱいあって、今思うと発達障害の私がうまくバンド活動出来たとは思えないけど(大学の軽音楽部に体験に行って音楽以前にその封建的な資質に幻滅したのもある)、でもやっぱり個人レッスンに行って、ただ指導者になるためや、オーディションに受かるために、一人で黙々と音楽をするのはとてもなんだか閉そく感がありました。先生のところのお嬢さんにも気がねしていたしね。レッスンの時間だけだけど、お母さん、とっちゃってごめんね、みたいな。。。

 

それで鍵盤屋さんから距離を置きました。同じキーボード繋がりのシステムエンジニアになり、結局こうしてぱちぱちしているんだけどwww

 

 

 

 

その時にね、いえ、私の人生経験からね、オルガンやシンセをしようとしても、必ず基礎というか、クラシックというか、理論もそうなんだけど、まずはピアノをちゃんと弾けないことには話にならないな、って痛感した。

 

だからバンドしている鍵盤屋さんも、そもそもピアノが弾けるかどうか、あるいはそれに気付いて、後付けでもいいから今でも訓練しているか、を見てしまうんです。ソロになると、ルートの取り方とか、用いるフレーズとか、ところどころにルーツが出るんですよ。扇谷研人さんは、たまーにソロの時に、クラシックのフレーズがちょろっと入った事があります。ルートのセンスも大好きです。『あ、やってたな!』ってwww(FBで御友達にしていただいていますが・・・もったいないお話です・・・今は西野カナちゃんのツアーかな?)

 

で、震災があって、音楽の重要性っていうか、何だか、その前のこころを壊した時から、吸い込まれるように導かれるようにまた音楽になんだかんだで戻っていく自分がいたんだけど、鍵盤だけは・・・www

 

で、それでも、出逢ってしまったのが、このSV-1。でも、お飾りになってますwww

 

声楽も始めたし、息子君の高校も修了したし、学歴偏重の我が家の長い長いはしかに罹患していたような価値観は、もう脱したいな、とか思ったりしてwww

 

と、こんなに長く書く、ってことは、相当緊張していて、怖気づいているんですよwwww

 

始める時、って、あーだこーだじゃなくて、もう始めてるよねwww

 

でもツイッターの御友達が、コンプレックス克服してみようと思いました、って、水彩画始めた、って、初回から、すっごい絵、描いてくれちゃって。何がコンプレックス???ホント???たぶん銅駝高校とか、市立芸大とか、目指していたな???素人のコンプレックスじゃないな???って解ったけどwww

 

でも、なんだかんだいいながら、やっぱり行動に移している人は、芯の強さがある。透けて見える。

 

私も、そうなりたい・・・・あ、ま~ちゃんの、う○ち、形ついてきました・・・おいおいwww

 

忙しくても御母さんしていてもちょっと克服したいな、って。何って、とっても、素敵な温かい音がするんだよ♪だから真空管の楽器にしたんだ~♪ギターのアンプも実は真空管のやわらかさが好き♪