きっかけは火曜日の補習練習。少人数になるので密に教えて貰えるし、ちょっとざっくばらんな雰囲気もあるし、基本は楽しいです。(私は3時間ぶっ続けだと最近体調を崩しているのでパース配分が難しいのです。)
さて、それでも、困った事に『音』になると私の過敏すぎる特徴がよく困ったさんになっていくのです。
昨日は月曜日に雨で気温が下がったのとホールに反響板がなかったので、声が本当に飛ばなくて、それで「こんな環境じゃまあ声が納得する飛び方をしないのは仕方ない。それより浅井先生の脚色を重視しよう。」という切り替えが瞬時に出来なかったのです。プロの先生が教えられますから、見本を歌われるとやっぱり反響板がなくても、温度が下がっていても技術と経験をお持ちなので、環境に合わせて修正できるんですね。それでフツーのオジサンオバサンの合唱団員とは異次元の声を出しはりました。
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私はこれにも反応してしまったんです。一旦脳を通過する時間がなくて、脊椎反射くらいの反応です。今思うと。
そもそも論として(昨日やっと理論(頭だけ)で理解するのではなく、体現がちょこっと出来てみて『合唱の時と、ソロの時と、実は全く歌唱法が違うのかも!!!』って痛感し、つまりは咀嚼できました。
厳密には、合唱の歌唱スコアとソリストのスコアは異質です。ソリストの旋律はソリストがソリストのもつ個性豊かな声を魅力的に聴かせるようなそれになっている一方で、合唱はやっぱり合唱向けのスコアなんです。言い言いでもそうでない言いでも。時にはソリストより高低差のある『それって専門音域、ソリストのために無視して強引に音を割り振っていませんか?』という難儀なスコアがあります。気付いてしまいました。やっぱり所詮ソリストは花形で優遇されていますから、自分の個性に合わせて多少揺れて、微細なアレンジをしても、マエストロが了承をしていれば、ソリストの歌い方を知った上でのオファーなんだし、ある程度自由何です。得意なところに持って行けるのです。これに気付きました。
ところが合唱は大人数がいるのに、自分の本来の声や、ソロを歌う技法を隠して、控え目に、ただ声の粒を合わせる歌唱を主にします。その上で脚色されて行きます。えっらいされるアプローチが違うんやな、って解ってきました。
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・・・とここまである主、理論的な事をかいて整理してきたつもりなんですが、大事な私の発達障害という困った特徴が出て来るんです。音楽ですから、脳の思考よりも、あるいはそれに直結するまずは五感が受容体みたいなもので、特に、本当に多感で影響を受けすぎるので、本当に個あるんです。
例えば、私のすぐ左どなりも、そのこれまた左となりも。70代後半から80歳のおばあちゃまでした。いつか自分の行く道かもしれませんが、それでも音程が低くてピッチも低くてビブラートがかかりまくってて、それでフォルテで堂々と歌われると、いかんせん聴こえるにはまずこれらの要素が一度にガーン!って聴こえますから、何、って。
とってもビックリ!!∑ヾ( ̄0 ̄;ノしてしまうのです。
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では、ビックリすると愚弟的に私はどういう事に陥ってしまうかというと、
①ビックリして止まってしまいます。
②萎縮して声が出なくなります。
③ちょっと控えて欲しいと言われている歌唱をする人の声の方がやたらと大きいので(大柄のおばあちゃん)、更に『あれだけ堂々と歌われているんだから、実は私がとっても外れているんではないか?』という不安にかられます。
④更に声が出なくなります。
それでもその状況から自分の歌いやすいように座る位置を変えるとかしたいんですけれど、いきなりスック!と立ったら、失礼にあたらないかな~、とか、『わ、今日の空調きつくて、しかも口が下に向いていて、声帯直撃角度だああ・・・』も解ったりすると、もう、感度がいきなりとってもオーバーフロー・・・不快で辛い時間でしか無くなってしまうのです。
この時瞬時に割り切れて、『ま、今日は補講練習の方だし、”まあ、こんな旋律なんだろう”くらいに、今日の体調では思わないと倒れるだろうなあ・・・』って出来たらいいんだけど、
ビックリすると、困った事に、ビックリが継続・増幅してしまうのです。具体的には、ある刺激を受けてそれにビックリして継続してまだ昇華できていないうちに、次のビックリする刺激が入ると、やっと整理できそうなビックリと混ざっちゃって、とってもカオスになって行きます。
発信するほうは、整理出来ていると思い込んでいるし、そもそも相手が整理思考しやすいように秩序だてて語彙を選んだり隊員具を推し量って言っていなかったり、色々角が立つので、ある特定の人に対して(特にベテランさんだと)ハッキリと指摘できないんですよね。。。
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で、結局身体症状がどうなっていくかと言うと、しんどくなって、頭痛がしてきて、肩が以上に凝って、なんと、上に書いて来た事がある一定時間に激しくバースト的に集約されているので、
『・・・うっ!』って、胃腸の動きがいきなり止まってしまって。体調を崩してしまうのです。
やっと練習に行けたのに。やっと外に出れるようになったのに。やっとちょっと側面と背面と横隔膜が使えるようになってきた大切な芽生えの時期で、それが育つと、より一層合唱の声の粒が整うのに・・・って凹みだします。
それにしてもあれだけガンガン空調書けたら、音が飛ばないですよね。音は温度が下がる程飛びませんから。・・・と、変に物理の性質をちょこっとだけ専門的に知ってしまっているが故に、あるいは認知心理学もかなり専門的に知ってしまっているので、病院に通院していなかったり、認知症予備群とは言わないまでも、80代と40代では何から何まで身体の機能が衰えてしまっている現実に真摯に向き合っていただけなくて、以前に御自身がそうである事の自覚がなくて、自覚がないから具体的にどこをどう修正したらいいか不明のままだし、それに対して投資だと思えば(年末の慰問や、来年初春の震災復興支援コンサートの出演があるので歌唱を磨くのは大切だと思うんです。)
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・・・と上に書いた事が一瞬で走馬灯のように?(←適切じゃない?www)、ぶわ~って噴出して、思考と体現と理解といろいろ支離滅裂にいいたいことを言いたいように言いたいタイミングで発信してしまう、自省のないおばあちゃまたちなので、ただ横で『うっ、吐き気が・・・』という昔でいうところの子どもがなる自家中毒的な事になるんです。今日も辛抱できたと思ったのに、悪夢をみたので、歯ぎしりしたようで奥歯が痛いし、これまたお腹がずっとP-ちゃんで、こうして安定剤を頓服で服用して、この過敏さ=つまりはあまたの受容体が過剰に受け容れてしまうので、このセンサーをちょっと緩和させているところです。刺激が緩和されると強すぎないので、身体症状がでません。。。
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本当に難儀な身体です。
このような事皆さんありませんか? 調べてはいないけれども、ほぼ絶対に近い音感があってしまったようで、冒頭に書いた、好ましくないビブラート&音程の悪さ&ピッチの位置&自覚なく修正しないので結果として間違った事を堂々と声をデカく徒党を組んで張り切ってしまっているその事実と、自覚の無さと、自覚がないからこそ努力の無さが見えてしまって、しんどくなってしまいました。
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喘息も出てしまって止まりません。(これは今夜かかりつけ行けたら行こう・・・)
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てなわけで、やっぱり私は、まだ個人レッスンを受けていないので、プロの声楽家に太鼓判を押していただけるようになるまでは自分をまずは疑う人なので(傲慢な人間になりたくないのです・・・周りが困っている事に鈍感であるとか・・・)、
それで科学を頼ります。ほぼ恒常的で真理で不変・普遍・不偏をモットーし、限りなくこれらの概念に近似する科学的な厳密な知識がどうしてもこころの支えになってしまいます。
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音も光も波長という事で、音の性質に対する疑問なのに光の公式や、それを音に応用できると思い込んで例えばおしえてGOOとか、知恵袋でなんだか『え?こんなアドホックでいいの?』という回答なのに、皆さんが至極納得されている現実にもクラクラします・・・
それでいいなら研究職が存在しないです・・・クラクラクラクラ・・・
合唱なんだから、科学技術は要らないと思うかもしれませんが、科学って実は平素の生活にとっても密着しているものだと解ってれば、普段の自分の生活や、合唱での立ち振舞い方、考え方、が解ると思うんですよね・・・。
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声楽をされている方、このような状態に陥ったら、どのようにこころや神経や思考を整理して、『ひとまず俯瞰的なメンタルになって落ち着いてみる。別段誰彼が悪い訳でも自分だけが悪い訳でも無いんだし。』と寛容になりたいのです。
そうすると、私自身の特徴である、センサーの過敏さがありすぎて、リミッターが無い事を修正できるようにも、全体バランスを考えて行動しようも、可能だと思うのです。
またこうすることが私の社会復帰への修得すべきこころのあり方というか、コミュニケーションを支える基盤となる学だと思えて仕方ないのです・・・どうしても・・・
あ!またお腹超ゴロゴロゴロゴロ・・・もう体力無くなるの勘弁してください・・・
歌の上手な小鳥さんになりたい、というのが、(歌の上手い、こころが洗われるような小鳥さんのように歌えたい!)という当面のそれでいて割と頑強な夢が始まったところなのに・・・ってとっても残念です。
自分に合った環境を積極的に探す日がとうとう来てしまったようです
・・・・スイッチ入ると極端になりやすいから、それも気をつけますね・・・
みなさま、それでは最後まで目を通して下さって有難うございます。
(個人的には『これでちょと痩せるかもー!(決して健康的ではないが。オバサン体型を揶揄される事が多く実は傷ついているので・・・www』なのかもしれません、同時に。
それではまたお逢いしませう~
