今日は十五番、十七番のコラールの復習と二十五番の予習をしました。



全体練習に今日はマエストロがお見えになりませんでしたので、派生合唱団のマエストロでもあるバスリーダが纏めました。



マタイ受難曲は十五、二十五は決然としたフォルテ、十七はレガートピアニッシモの指示が出ています。



音の響きを優先させるがあまりに、ドイツ語が正しく発音出来ていない指摘をリーダはなさいました。



憎たらしいくらいに。



本業は声楽家にはなれなかったけれど大学院センター長や開業医、他の教員や、研究者が集まっている皆は、


いい意味で『何クソッ』と思ったんじゃないでしょうか。


甘いパート練習をしたリーダを嘲笑うかのように、厳しくバスリーダは執拗に指摘しました。



皆は悔しいので『やったろうやないか』と修正しました。



十五、十七、二十五、全部修正。



ドイツ語、ドイツ語、ドイツ語!!



英語で歌う時、ラテン語の時、イタリア語の時、それぞれのプロナウンスを正確に、出ないと何歌ってるか訳わからん!!



との事。



初めての国際会議は運よくトップconferenceが東京(東京大学と情報学研究所←いずれにしても東京大学。)に誘致されまして、ショートペーパーでも宜しければそれが初舞台。



東京大学の先生に英語をしこたましごかれました。特に教育関係はイギリスが主導とするヨーロッパが老舗なので、将来も見据えて英語を徹底的に。米語が主流の情報科学。でも真の基盤は数学なんですね。数学は欧州が主流です。



幸い初めての英語は、中学一年生の時。かよった塾は進学塾じゃなくてなぜか英会話塾(^^;)
なので、とにかく毎回子音がネイティブに通じる位にしごかれました。
自信はありませんが、感覚が身についていると思います。
(日本に遊びに来ないか、と強引に連れて帰った日本語がほぼ解らないネイティブさんに、英語の紙芝居をする、という課題とかやりました・・・なかなか通じなくて大変だった・・・)



謙遜したら鵜呑みにしやがってむかっむかっむかっって思いました。むかっむかっむかっむかっ(あら暴言?おほほほ☆)



それでも『やればできるやん』とか小芝居かもしれませんが驚かれていたのと、腹筋が相当痛かったので、初心を忘れているのかもしれないな~・・・この合唱団では、って思いました。



モルトレガートのピアニッシモで宗教曲を歌うというのは、本当にとんでもない集中力を使います。



大切な事だから、前かがみになって顔を覗き込むように、冷静に小さな声で、囁くように諭すように呟くのです。



それを歌で表現する。合唱で表現する。150人からいる合唱団が、これらを大切に実現したモルトレガートのピアニッシモで宗教曲を歌う。



ムカついたけど、充実感というか、醍醐味というか、基本高みを目指して扱かれるのが有難い私は嬉しかったです。



ただ・・・言い方がもっとあったとは思いますが、まあ立腹させるのが、一番底力を出す近道なので、あれが良かったのではないですかね?(苦笑)



そもそも口上しようと思っている人なんて、基本強気で勝ち気ですから(笑)・・・で、私も上に書いたように思えたので、今は二次鬱病ではないんだな、ってわかって嬉しかったです(笑)