まずは、にゃんこ耳さん、コメント有難うございます。
ヘタレ(驚いやすい→パニックになる→予期不安→そんな自分に驚きやすい…の循環)な私は、ウニウニしていました。
コメントを読んで、「えいやっ☆」って行きました。受付時間ギリギリでした。
は~・・・怖かった~・・・
私、ケロイド体質みたいなんです。子どもを産むとき重症の妊娠中毒症で一刻を争う状態でもう挿管(気管に管を挿入して気道確保の上、全身麻酔する)して、出産しまして。
麻酔にアレルギーがあるのを調べる間もなくそうなりまして、気管帰還しなくなりそうになった人です。
で、当然ICUに長く入っていたので、ずっと安静で傷が癒着しているみたいなんですね。
なのに、ここにきて、ケロイドのところにうっすら痕が残る抜糸の微細な穴・・・(いやホッチキスかも)が、季節的にアレルギーが起こって、膿んだみたいなんです![]()
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去年は、歯根に膿が溜まって出るところが無かったので、えらい左頬から左顎、頭にかけて強い頭痛と発熱、腫れ、痛み。。。今年はそんな古傷に行きましたか、みたいな。
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とにかく、昨年よりは痛みが緩かったので、自覚が遅かったのだと思います。「あれ?かぶれてる?」と思ったとたん、患部からピュー
って出まして![]()
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松田優作さんの「なんぢゃ、こりゃー![]()
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」でちた![]()
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で、それからは傷なので、外科的な痛みがありまして、思い出しまして、しかもアレルギーやら発達障害やらあったもんですから(当時発達障害に関しては私も周りも認知がなかった)、
術後の薬も合わなければいきなり重篤になるし、そのストレスで血圧が下がらないし、網膜はく離になりかけるわ、もう何がなんだか![]()
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な、状態でずっとICUにいたもんですから、
子どもも未熟児で黄疸が酷いだの、栄養失調だの、変な感染が疑われるだの、NICUにいまして、
そんなこんなな事を全部思い出しまして![]()
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「これは大きな病院だな・・・しかも20年経ってるんだから医学の進歩を信じたい」と行って来ました。(今はケロイドは日常生活に恒常的に支障を来たすようなら治療出来るんだそうです!朗報!!)
通されたのは、形成外科。京大病院の4階にあります。初めての階です。周りには心臓外科だの、外科シリーズで、もう字ずらでドキドキ![]()
それで科の受付で問診票を書こうとしていたら、もう呼ばれて。
え
みたいな。 京大病院でこれまでで最速だと思います。
流石、外科、速い![]()
で、登場したのは、若い別嬪さんの先生![]()
うそっ![]()
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「あの、もう呼ばれたんで、問診票が大問一問目しか書けていない・・・文字で説明するより患部をもう見て頂いた方が・・・」とモジモジ。
『あ、大丈夫ですよ~
じゃ、そこに横になって見せていただけますか![]()
』と。
「あの、恥ずかしいんですけれど、帝王切開の痕がケロイドで・・・」
『あ、よくあるんです。 時期的なものなのか、膨らんでいるので、そこがかぶれやすいんですよね
』って。
(そうなんだ~
私だけ、酷く不潔にしているのかと思った・・・自分では衛生的に気をつけていたからショックだったけど、結構なられるんだ~
)
こういう時のお医者さんの『大丈夫ですよ
』は本当に安心。しかも女医さんだともっと安心![]()
『すいません、写真だけ撮らせてくださいね~
』となんだか専門のごっついカメラでバシャ![]()
(え。あの、お見せするものでも、お見せする部位でも、あの、テイモウしてませんけど・・・ちゃんと隠して![]()
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)
そこは豪快な女医さん・・・
で、『繰り返すようなら、根治する方策を練りますけれど、今回は、初めてで、この状態で、もう膿は出てしまっている状態なので、内部にもしかしたら膿胞があるかもしれないですけれど、今おさえてみたら、もう残っていないみたいなので、塗り薬だしますからそれで様子を見て下さい。もしかすると、体質の変化もあるかもしれないから、何かあったらまた来て下さい。』
テキパキ![]()
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テキパキすぎて、あっけにとられている間に終わって、私はなんだったの
って思いましたが、待合にいる間、特に、一階ロビーの中では高齢の方はみなさん、大きな病院で、もうそれだけでド緊張しているみたいで、ご家族さまみんなで、パニック状態にあられる方もおいでだったので、ちょっとした人間観察もできました。
私だけが特別変わってて、怖がっているんじゃないんだ、と。 やっぱり下支えの知識があると無いのとでは不安が違うんだと。特に私は予備知識があると安心するみたいです。とくに医療に関しては医学的見解と術式とか、器材とか、アプローチとか、色々。
だから、即時英断できるお医者さんの判断能力を目の前で見せて下さる状況を有難く思いました![]()
『今日はすいてたから早くおよびできてよかったです~
』とおっしゃいましたが、中待合とかの状況もみているので、連携が凄い科なんだな、って思いました。外科って迅速正確を求められる最高峰の科なので、流石![]()
って思いました![]()
外科的な痛みというのは、発達障害の体調不良時においての感覚過敏(中でも触覚過敏)状態の中ではなかなかストレスで耐えるのが大変です。痛さが増幅されるので。
なので安定剤(GABA受容体に効く、緊張緩和剤)を併用して今日は診察の緊張の疲れも一緒にちょっと休めたいと思います。
このようなケアが必要なんですよね、自閉症スペクトラムが基盤にある患者には。
私が安心して通えたので、子ども達も形成にかかるときは、あの科が適切だと思いました。
☆.。.†:*・゜☆.。†.:*・゜
余談ですが、帰って来ましたら、息子がドラゴンボールの最新のフィギュアの造形精度がえっらい高いものを発見していました
私も大興奮
何
この出来
神だわ
(美術も好きな数学ガールです…笑)
実際は、これ![]()
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イケメン孫悟空だー![]()
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しかも筋肉の隆起の造形、衣服の皺、着色、そうしてこれまでにない、顔の頬の膨らみの口元のなんとも生身というカンジのディーテイル![]()
息子は絵を描きたい人なんですが、実は粘土の造形かなり先天的なセンスがあるみたいで、美術の先生、初めて作成した人間の頭部のそれをめっちゃ写真に収めていたみたいです。
親子でその完成度の高さに大興奮
腕利きのお医者さんと通ずるところがありますよね![]()
腕のいい外科医の縫い痕は本当に美しいんですよ~![]()
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(フェチ過ぎ???笑)
というわけで、まだまだ傷は痛いので、人間痛みがあると凹み易いですが、叱ってくれた息子、応援してくれたにゃんこ耳さん、家の事を今日は頑張ってくれた娘ちゃん、そうして、こんなけったいな患者でもフランクに凄技を見せて下さった担当医の女医の先生、





