バッハ「マタイ受難曲」予習で激疲労(笑) | ♪よこしま☆ちゃんの日常♪

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~ ゆるゆる生きる ~

大学の一般教養の第二外国語だったドイツ語。こんなところで再会するとは(苦笑)

 

本当に言い訳になるけど、滑り止め大学で、入学しても本当にやる気が起きなかったのです。

 

英語はエスカレータの子が予習なんぞ全くしなくて、今で言うチャラいイケメン軍団に女性の先生は甘々で(当時はメンズノンノの阿部寛・風間トオルが超人気!)、「これ、中学校レベルじゃんか~・・・しかも、何!?先生の対応、アホらしくてやってらんね~!」とボイコットしまくっておりました(笑)

 

で、ドイツ語も当然単位が取れればそれでいい、ってなもんで(10年後まさか修士課程に進学するとは思わず、当時の評価は学部生の時の成績だったので、初年度は第一奨学生になれなかったという失態を起こしました・・・欲年「優」並べて超リベンジしたけどね!)、

 

また同じ様に今度は25年くらいたってドイツ語をする事になるとは・・・まあエヴェンゲリストほど分量は無い合唱なのですが、それでも歌詞解釈によって、曲のアーティキュレーションが大きく変わるとマエストロ。

 

どっひゃー!!って感じです。一万人の第九の時に、マエストロのドイツ語がかなりお出来になる(通訳なしで話せる)事に感銘を受けまして、それで合唱団に入った経緯があるので、まあ「そりゃ、そうなるわな!」ってなもんですが、やっぱりビビってます(笑)

 

で、優等生を長くしてきた私としては(事実だから書いちゃえ!)、予習が出来ない事に相当の不安があったんですよ。その時間を創り出すための別件を解決する体力や気力が無い事に本当に焦燥感いっぱいでした。

 

いつも不安定になるのは、「身に付けた知識や経験から来るそれらが抜けて行かないだろうか」とう恐怖と闘っているからです。少子高齢化で認知症の方が増えました。昔と違ってあちこちでその症状があるとおぼしき御老人たちに遭遇します。

 

スーパーではおじいちゃんがおばあちゃんを引率していて、おばあちゃんはずっと金切り声でヒステリックにずっとおじいちゃんを何をしても怒鳴っていました。おじいちゃんはおぼつかない手つきでおばあちゃんの怒りに従っている感じでした。老々介護にも色々あると思いましたが、自分を律する事ができなくなった時に、周りで見聞きしている方が辛いこころになる事も解っておきたかった、というか、私はその場にいられなくなりました。子どもたちも同じ気持ちでした。

 

そういう訳で、私は、自分の認知や認識レベルが下がることを、命を喪う以上の恐怖感を持って生きています。

 

で、さきほど、やっと、予習が少しできました。今日の練習部分の予習くらいはできました。

 

バッハの受難曲の歴史背景や、楽曲への創意工夫、それから技術的な事、ドイツ語の発音、ディクション、マエストロはもともと理系の人なので、それは緻密な設計図のようなノートが配られます。

 

☆カラヤンさんの日本公演の時にエンジニアとしてその期間中ずっと立ち会っていたんだって。今回の定期公演の紹介欄で初めて知ったよ~・・・☆

 

もう脳味噌がとろとろ状態です(笑)

 

でも、何も解らなくて、ただ音源を聴いて、楽譜を追い掛けているよりは、うんと解り易かったし、具体的な指示がいっぱいだったので、大量だし他分野に横断的だし大変だけど、こころは安心しています。

 

あとは歌うだけだ!!!バッハの原譜だからね・・・何もアーティクレーションなんて書いてないのよ・・(^^;)で、歌詞や背景の解釈から、オケへの指示や、合唱への指示を出されるマエストロ。ついていかないわけにはいかんでしょう♪

 

やるからには『(声楽的にプロや専門家や先生に)認められる歌い手』になりたいし、やってやる!!って感じです。そこまで高めないと表現できないし、聴いていただく価値に到達しないと真剣に思っています。

 

あとは自分の身体に解剖学的にカスタマイズだな・・・うん!!!

 

ではぼちぼち準備に取り掛かりまーっす!!!(あ、ちゃんと家事も仕事も育児もやってるよー!!めっちゃしんどいわー!!!笑)