本番に強いとは聞いていましたが本当にそうでした。
まあ、ライブならではのうねりだとは思いますが、細かな???はあったものの、よくぞ持ち直しました(おいおい!)
本当にマエストロが第一部、第二部、第三部になるにつれ、激情化していき、あの御年であれだけ躍動的によく振れるなー、というかもう、鬼気迫るものがありまして。
合唱団が本番に強いんじゃなくて、マエストロがそうなのではないか、と思いました。
京都シティフィルは、本当に声楽もピアノも市立芸大出身の先生にお世話になっていて、それぞれの先生がゲネプロに来て下さったり、楽屋に訪れてくださったりしました。
もちろんゲネプロでの厳しい修正が出まして、それに即時対応するんですが、それが出来るというのは素人といえども素晴らしい合唱団だと思いました。
このままついていけたらいいのに、と思いました。
その技術指導をして下さっている世界でも屈指のエヴァンゲリストである北村敏則先生が来年のマタイ受難曲に参加してくださいます。
次回の練習からもう来年に向かってスタートです。(担当は第一コーラスの第一ソプラノになりました。頑張ります。)
個人的には今日の本番が一番声が飛んだかも。京都コンサートホールは声が練習場より飛ばないと聞いて練習してきましたが、なんのなんの素敵に響くと思いました。
リーダにも『初めて声を聴いた時より、まるくなってきたし前にでるようになってきはったと思うわ。大丈夫。』といっていだたき、
周りの皆さんにも『初舞台おめでとう』と言って頂けました。ありがとうございました。
いつもの練習もそうなのですが、特に、オケ合わせとゲネプロを体験する事で劇的に吸収するのだと思いました。
改革が起こります。本番に勝るものなし、だと思いました。
民間の合唱団なので、楽屋当番もいろんな雑用も運営も、全て団員が担当します。
協力体制が素晴らしいと思いました。
今日本番を興行できる幸せと感謝をまずは普段支えて下さっている皆様に、それをも含めてオーディエンスのみなさまに単なる曲の紹介だけではなく、それを超えた生の感動をお伝えすること、
それが舞台人のすることだと北村先生のゲキが飛びました。
デュリュフレのレクイエムでは、全章が終わった後、プログラムに紹介がありましたのに、しばらくシーン・・・・として会場の時間がとまりました。
なんとも言えない不思議な体験でした。会場全体が異空間異次元にいったのだと確信しました。
関西フィルの方に伺いましたら、『ビオラとチェロが本当にこの美しい曲をよく選んで下さったと、喜んで演奏して大興奮でした。』と言って頂けました。
それもあったのでしょうか(笑)
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今日は舞台に立って居るものだけではなくお越し下さった皆様も主役でございました。
『だからシティの定期公演に行くんだ』とまた来年も言って頂けるよう、尚、精進します。
お越し下さったみなさま、本当に有難うございました。
興奮冷めやらぬ中、乱文になりまして申し訳ございません。
まずはお礼まで。