少しお薬が効いて来たところ、時事通信社の記事をみつけ、これはシェアするべきだと考えアップします。ツイッターやフェイスブックではシェアしましたが、ブログで、かつガラケーの人はリンクを辿ってSNSを介しての情報量が大きいサイトは画面に表示できないので、テキストベースで書きうつし、シェアする形を取りますね。
*:..。o○☆゚・ 以下記事本文 :,。*:..。o○☆
熊本地震では、自閉症など発達障害を持つ子供やその家族の多くが、トラブルを恐れて避難所に入れず、車や自宅での生活を強いられている。行列に長時間並べず、食料や水の配給すら受けられない人も。東日本大震災で同様の問題が多発したため、厚生労働省などは必要な対応をパンフレットにまとめたが、教訓が生かされたとは言い難い。
被災による環境変化に対応できない発達障害の人は、共同生活になじめずパニックを起こしたり、大声を上げたりすることがある。制止や叱責が混乱を助長する場合もあり、周囲の理解と支援が必要だ。
「『物資が欲しければ避難所に入ればいい』と門前払いされた。入れないから苦しんでいるのに」。発達障害の息子(15)がいる熊本市の岡田丈二さん(50)は悔しそうにつぶやいた。16日未明の本震でライフラインが止まったが、地震におびえ落ち着きをなくした息子を見ると、周囲への迷惑が不安で避難所に行けなかった。
自宅の備蓄が底を尽き、助けを求めた避難所で掛けられたのは「一人一つ、平等なので欲しければ並んでください」という言葉。息子連れで長時間並ぶのは不可能で、手ぶらで自宅に戻った。
同じ境遇の人から相談を受けた古木満雄さん(63)は、発達障害を持つ次男を施設に預けて支援に奔走。同市の支援センターに掛け合い、何とか回してもらった物資を障害者のいる家庭に配った。センターもそこで問題に気付き、ようやく21日に物資を受け取れない人向けの配給を始めた。
「誰も避難できず、じっと我慢していた」と振り返る古木さん。避難所でパンフレットを見せて説明しても取り合ってもらえず、「普段以上に理解のなさを痛感した」と話した。
「張り詰めた中で問題を起こせば地域に住めなくなる。避難所に入れない自分たちはどこにいけばいいのか」と話すのは、自閉症の娘を持つ益城町の玉作恵子さん(58)。過去の台風や防災訓練でも全く対応がなく、「高齢者らと同じ配慮の目を少しでも向けてほしい」と訴えた。
厚労省所管の発達障害情報・支援センターの東日本大震災翌年の調査では、岩手、宮城、福島の3県で回答した276人中、避難所に行ったのは23%。「問題なく過ごせた」のはその18%だけだった。同省の担当者は「市などと連携し、熊本地震の実態把握や対策に努めたい」と話した。(2016/04/26-09:28)
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
これまで抽象語で書かれた文言では理解警鐘の記事がありましたが、ここまで個人名を出されて具体的にショックを受けた言動を具体的に書いた記事はなかったように思います。
この、避難所でパンフレットを見せて説明しても取り合ってもらえず、「普段以上に理解のなさを痛感した」と話した。という文言が被災した弱者の真の声だと思いました。
他にも乳児を抱えるお母さん、介護を受ける人する人、ペットを飼っている人。。。これだけ多様化した生活を普段営んでいる日本が、窮地に陥った時に、すぐ露呈されるのは社会的な弱者の孤立だと顕かになりました。
私は発信しかできませんが、その中でも、より具体的な情報を選ぶ事で、臨場感が増すと言うか、理解しやすい情報になると考えています。
発達障害当事者の方、お子さんに持つ親御さんがた、実際に上記のような言葉と対応をされたら、どう感じ、どうこころが傷つきますか???
当事者およびケアする人のユニットの優先度が「健常者本位の平等」の名の下に下げられて行きます。耳を貸してくれるまで、何時間要したのでしょう。
個人的には、これほどこころの狭い人ばかりなのか、と憤慨してますが、一市民なので発信力も影響力も機動力も無い、私は、一緒に心を痛めることしかできません。
一緒に助けて下さい、としか言えません。
子ども笑うな、いつか来た道、年寄り笑うな、いつか行く道。 ご近所のおばあちゃまに教えていただいた言葉です。この中に障害者も入れて欲しいです。先天性、後天性、事故、などで、いつ人間は障害者になるか解りません。身体の方は見た目に解り易いですが、機能障害は見た目では解らないので、より深い理解を求められます。
まだ時間がかかる研究段階でしかなく、なかなか臨床にも行かず、精度もまちまちなため、特効薬的なものが開発されていません。特に未成年の子どもさんにはブレインバリアを超える薬を処方する事を控える医者が多い現実を鑑みると、薬の開発を待つよりももっと人の理解とケアが大切なのだと思うのは私だけなのでしょうか。
東日本大震災で同じ目に遭った人達が「もうこんな想い、これからの人にさせたくない」と力を合わせて作ってくださったパンフレットを手にも取ってくれない現実。
ひとりでも多くの方の理解が、このような社会をいずれ変えて行くと思います。
体調のよい時にしか発信できませんが、まずは当事者である発達障害の事、ひいては他の脳神経疾患の皆さんの事など、多少専門用語を理解できる(手前味噌ですが)人間として、まずはまだまだ医療のケアを受けなければならない立場なので、近くにいてくれる医師に教えてもらいながら、時に意見交流しながら、当事者として保護者として積極的に関わり、一緒に考えてもらえる基盤を作って行きたいです。
まだまだ個人活動ですが、別の見方をすれば、私にしかできない事なので、
どうぞ宜しくお願いします。
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熊本地震では、自閉症など発達障害を持つ子供やその家族の多くが、トラブルを恐れて避難所に入れず、車や自宅での生活を強いられている。行列に長時間並べず、食料や水の配給すら受けられない人も。東日本大震災で同様の問題が多発したため、厚生労働省などは必要な対応をパンフレットにまとめたが、教訓が生かされたとは言い難い。
被災による環境変化に対応できない発達障害の人は、共同生活になじめずパニックを起こしたり、大声を上げたりすることがある。制止や叱責が混乱を助長する場合もあり、周囲の理解と支援が必要だ。
「『物資が欲しければ避難所に入ればいい』と門前払いされた。入れないから苦しんでいるのに」。発達障害の息子(15)がいる熊本市の岡田丈二さん(50)は悔しそうにつぶやいた。16日未明の本震でライフラインが止まったが、地震におびえ落ち着きをなくした息子を見ると、周囲への迷惑が不安で避難所に行けなかった。
自宅の備蓄が底を尽き、助けを求めた避難所で掛けられたのは「一人一つ、平等なので欲しければ並んでください」という言葉。息子連れで長時間並ぶのは不可能で、手ぶらで自宅に戻った。
同じ境遇の人から相談を受けた古木満雄さん(63)は、発達障害を持つ次男を施設に預けて支援に奔走。同市の支援センターに掛け合い、何とか回してもらった物資を障害者のいる家庭に配った。センターもそこで問題に気付き、ようやく21日に物資を受け取れない人向けの配給を始めた。
「誰も避難できず、じっと我慢していた」と振り返る古木さん。避難所でパンフレットを見せて説明しても取り合ってもらえず、「普段以上に理解のなさを痛感した」と話した。
「張り詰めた中で問題を起こせば地域に住めなくなる。避難所に入れない自分たちはどこにいけばいいのか」と話すのは、自閉症の娘を持つ益城町の玉作恵子さん(58)。過去の台風や防災訓練でも全く対応がなく、「高齢者らと同じ配慮の目を少しでも向けてほしい」と訴えた。
厚労省所管の発達障害情報・支援センターの東日本大震災翌年の調査では、岩手、宮城、福島の3県で回答した276人中、避難所に行ったのは23%。「問題なく過ごせた」のはその18%だけだった。同省の担当者は「市などと連携し、熊本地震の実態把握や対策に努めたい」と話した。(2016/04/26-09:28)
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これまで抽象語で書かれた文言では理解警鐘の記事がありましたが、ここまで個人名を出されて具体的にショックを受けた言動を具体的に書いた記事はなかったように思います。
この、避難所でパンフレットを見せて説明しても取り合ってもらえず、「普段以上に理解のなさを痛感した」と話した。という文言が被災した弱者の真の声だと思いました。
他にも乳児を抱えるお母さん、介護を受ける人する人、ペットを飼っている人。。。これだけ多様化した生活を普段営んでいる日本が、窮地に陥った時に、すぐ露呈されるのは社会的な弱者の孤立だと顕かになりました。
私は発信しかできませんが、その中でも、より具体的な情報を選ぶ事で、臨場感が増すと言うか、理解しやすい情報になると考えています。
発達障害当事者の方、お子さんに持つ親御さんがた、実際に上記のような言葉と対応をされたら、どう感じ、どうこころが傷つきますか???
当事者およびケアする人のユニットの優先度が「健常者本位の平等」の名の下に下げられて行きます。耳を貸してくれるまで、何時間要したのでしょう。
個人的には、これほどこころの狭い人ばかりなのか、と憤慨してますが、一市民なので発信力も影響力も機動力も無い、私は、一緒に心を痛めることしかできません。
一緒に助けて下さい、としか言えません。
子ども笑うな、いつか来た道、年寄り笑うな、いつか行く道。 ご近所のおばあちゃまに教えていただいた言葉です。この中に障害者も入れて欲しいです。先天性、後天性、事故、などで、いつ人間は障害者になるか解りません。身体の方は見た目に解り易いですが、機能障害は見た目では解らないので、より深い理解を求められます。
まだ時間がかかる研究段階でしかなく、なかなか臨床にも行かず、精度もまちまちなため、特効薬的なものが開発されていません。特に未成年の子どもさんにはブレインバリアを超える薬を処方する事を控える医者が多い現実を鑑みると、薬の開発を待つよりももっと人の理解とケアが大切なのだと思うのは私だけなのでしょうか。
東日本大震災で同じ目に遭った人達が「もうこんな想い、これからの人にさせたくない」と力を合わせて作ってくださったパンフレットを手にも取ってくれない現実。
ひとりでも多くの方の理解が、このような社会をいずれ変えて行くと思います。
体調のよい時にしか発信できませんが、まずは当事者である発達障害の事、ひいては他の脳神経疾患の皆さんの事など、多少専門用語を理解できる(手前味噌ですが)人間として、まずはまだまだ医療のケアを受けなければならない立場なので、近くにいてくれる医師に教えてもらいながら、時に意見交流しながら、当事者として保護者として積極的に関わり、一緒に考えてもらえる基盤を作って行きたいです。
まだまだ個人活動ですが、別の見方をすれば、私にしかできない事なので、
どうぞ宜しくお願いします。