今日はいくつも記事をアップしてしまって、情報科学者の亜性としては、情報過多による信憑性や信用の劣化を杞憂しています。。。。
さて、これからは、どうしても私じゃないとダメ、とか、超緊急の場合はシェアしたりアップすると思いますが、以外は控えます。一行目の事に順守したいからです。
今日の最後に、社団法人 日本自閉症協会が新潟地震と阪神淡路大震災の後にまとめた貴重な指南をシェアします。個人的に評価しているものですが、公の専門機関のものですので、信用できると判断しました。
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自閉症の人と家族への心の支援を
(社団法人 日本自閉症協会)
生きていく意欲を失わせず、家族と本人の
心理的健康の回復を信じて関わること
■ 自閉症の人に対して
「この災害にあって驚いたでしょう」─安心するように伝える
自閉症の人は、安心できる人とそうでない人とを見分けます。まず支援
者は自分が安心できる人だと知らせてください。それには終始穏やかに優
しくしてください。「この災害にあって驚いたでしょう」という気持ちを
理解していることを伝えることにより、自閉症の人は落ち着いてきます。
高機能自閉症やアスペルガー症候群の人に対しても同様にしてください。
また、言葉を相手に通じるように選んで、コミュニケーションを持ち、本
人の言いたいことを聞くように努めてください。
褒めること→見通しを持たせること→生きていく意欲をもたせること
この大変な災害を切り抜けたことを「よく我慢したね」「君はあの災害
で逃げられたのだよ」「家の人たちと一緒に逃げられて偉かったね」など
と褒めてください。
そして、これから先に起きることを説明します。支援者は、繰り返し状
況を説明し、本人の気持ちを言葉にすることで、援助したい気持ちを伝え
てください。障害があっても安心して生きていく意欲を失わせないように
関わっていくことが大切です。
■ 家族への心の支援 ─まず家族を落ち着かせること
家族への心の支援は、家族の絆が強められるような方向での配慮が必
要です。
まずそのためには、家族が落ち着くことが基本であることを伝えます。
避難所生活で親のストレスは人一倍たまっていきます。親の気持ちが鎮
まり、生活が安定するように支援することです。新潟県中越大震災のとき、
阪神地域の被災者がかけつけて経験を語り落ち着かせたように、親同士
のピアカウンセリングも効果があります。
(社団法人日本自閉症協会会長 石井哲夫)
阪神・淡路大震災を経験して
―日常の活動が全てを決める
天災は平等ということはありません
弱いところに「より厳しく」ふりかかります
いざという時・災害時の底力をつけるには
「日常の活動」の充実を!
■ 障害者施設も地域の拠点
阪神・淡路大震災を経験して一番言いたいこと。それは、防災のポイ
ントは「日常の活動が全てを決める」ということです。例えば、法定施
設はハード面で災害に強く、ソフト面でも、どんなに障害が重い人にで
も対応できます。しかし、日々の施設のあり方や、積み上げてきたもの
が重要です。近所付き合いや、「報告・連絡・相談」がしっかり出来て
いると、いざという時にも力を発揮します。
■ 情報発信の基地としての機能 ─日頃からのネットワークづくりを
災害時には、情報収集が重要ですが、施設には、施設間、施設と行政、
医療機関、保護者等とのネットワークが普段から整備されています。初
動態勢の中で最も重要な安否確認と被災状況の把握が思いの他早くでき
たのも、それぞれが所属している施設、学校、作業所との連携が日頃か
らなされていたからです。
また、拠点としての存在のためには、地域の避難所になることも考えて、
日常から最低3日分の食料や飲料水、燃料の備蓄、人的資源・経済的資源・
社会的資源の準備が必要です。
■ 司令塔としてのポイント
●一刻も早い司令塔・臨戦的な組織体制の構築―まず、情報の一本化、
安否確認、支援態勢の調整を並行して身近なところから立ち上げてい
くことと、出来るだけ広く、早く周知させることが決め手です。先手
必勝、時間が勝負です。
●その存在をマスコミ等に知ってもらう―「知的障害・発達障害者に
関しては、愛心園に連絡を」との情報を、新聞、ラジオ、テレビなど
で報道してもらったことで、当事者、家族、学校、行政、警察などか
らの情報の一元化がはかれました。 (社福・愛心園 福田和臣)
以上です。
ちょっとぶっ倒れさせてください。すいません。。。(今朝書いたと思うのですが、体調絶不調なんです。聴覚過敏と感覚過敏。頓服でコンスタンちょっと飲み過ぎ。明日の診察で報告します。ただでさえ毎日がストレスで過敏な五感で情報過多。自閉症学会がいうとおり、悲しいかな震災は平等でなく、弱い所に偏るもの。←もうそう覚悟しました。請け負うじゃないですか。薬を飲んで居ても、自分が傷害があっても、遺伝してしまった子の親であっても。ただ、今日はもう限界です。すみませんが、当事者なので、踏ん張りももうきかない、と判断しました。
支援する命を保持するために一旦休ませてください。すみません。吾子の事もあります。
当事者でお母さんで支援者で。
頑張れるだけ頑張りますが、無理な時は素直に無理と言います。症状が強くなって、医者も手がつけられなくなっては、かえって震災支援ができないので。
ご理解ください。