気圧が下がって来ると、脳圧の問題なのか、脳下垂体が刺激されて、甲状腺ホルモンの具合なのか、
複合的なのか、娘ちゃんは動けなくなります。。。
「御仕事、遅れちゃう・・・」とうなりつつ、動けません。
職場の本部には事情をお話し、申請しているのですが、それを知らない同僚や、スタッフさんや、だからといって、という部分で、本当に娘は闘っています。
ですので、その状態のまま、受け容れています。
ただ身体とダメージを受けたこころを癒して欲しい、という事だけを伝えます。
今日は久しぶりに強い不調で起立が難しい状態だったのですが、
「自分に負けたくない。迷惑かけたくない。申し訳ない。」と言いました。
それを汲んで、
『解った。理由は、天候が下降線になっているからだと天気図で確認できたよ。
だから、SSRI早めに服用して、効いてくるまでそのまま横になっていなさい。』
と申しました。
30分~小一時間後、娘はゆっくりゆっくり歩いて行きました。
途中連絡が頻繁で受け留め側が倒れそうになりますが、
連絡があると言う事は倒れていないと言う事なので、その意味では安堵の連絡。
『よく頑張ってると思うよ。ただ、私は御母さんだから、無理を通り越して無茶をするようことはしないで欲しい、と、そう願っているから、便宜上注意する事があるだけだよ。気をつけてね。』
と、以前は見てられなくて、『もう、休みなさい。仕事も辞めて治療に集中しなさい。』と、自分を苛め抜いてしまう姿を抑制しようとした事もあります。
でも、今は、申しません。遠くから、さり気無く、援護。
イザ!!!と言う時には、私にも不思議な「御母さんスイッチ」があって、それが入るので、
倒れるほどの不調でも踏ん張り切れるんです。(自分の事となるとダメですが^^;)
娘ちゃんは、頭では、あるいは知識としては解っていても、
自分の身体が思うように起立できなかったりする事を、
フツーでない事を、あるいはマイノリティであることを、
本当に辛いく受け容れ難いのだと思います。
時にイジメも受けました。
反対に無理して学校に行ったり、仕事に行ったりして、
そういう身体なのに、仕事が出来たり、勉強が出来たり、器用な部分があると、
今度はそれはそれで、
なぜだかそうでないフツーの人の気持ちを逆なでする事があるそうなのです。
(なぜ逆立つ必要があるのか、私には皆目見当がつきません。。。)
本当は真面目で気が優しい子。そうして努力家。
だけど実現出来る身体を持っていない。
ただそれだけの事。
被災された人もそうだと思います。
そのまた中の、介護を要するみなさま、障害をお持ちのみなさま、
幾重もの困難にもう既に頑張っていらっしゃいます。
少しでも、安寧を、と、
願わずにはいられません。。。。