
さて、掲題の件ですが(←ビジネス文書かよっ☆笑)、私は6歳から電子オルガンを始めまして、母が習う場所については、父の転勤の度にその都市の一番都会というか最高峰のレッスン教室を見つけてきたんですねぇ・・・で、中学卒業する時には、もう指導者養成コースに入れるための必要最低レベルに達してしまったわけです。
父は芸術系に本当に疎い人だったので、ちんぷんかんぷんなようでした。それで大学進学を見据えた(大学に進学するのは必須だった我が家。弟は行かなかったけど。。。)時に、どこの高校をターゲットにするか中学二年生の終わりには決めないとイケないわけでして(大阪は公立でも佳い学校がいっぱいありますからね♪)、当時電子オルガン科なんてありませんで、当時の日本楽器さんの音楽院に進学するという選択肢もないわけではなかったんですが、両親とも「芸術系なら東京芸大でしょ」な頭だったのと、当時女子は下宿すると就職にNGな風潮がありましたから、断念だったわけです(笑)
そんなこんなで「フツー」の総合大学にシフトするわけですが、総合大学に入れるような進学高校に進む事が準備としてありまして、指導者養成コースに入れるための資格はとってしまったけれど、普通科に行きました。
でも、そんな事珍しくなかったです。同級生には某局のアナウンサーのお嬢さんがいて、御父様のご出身の学校に指定校推薦で決まっていたのですが、音楽選択授業のピアノ伴奏、大阪音大に進学した誰よりも上手くて、試し弾きしたら一発で選ばれてしまって、大阪音大に進学する皆のメンツ丸潰れ(笑)でも、音楽の先生はそんな事知ったこっちゃない!定期演奏会の伴奏ですから、進学先ではなくてその時点で素晴らしい人を容赦なく選びました(笑)
このとき「あ~、音大に行かなくても、素晴らしいピアニストはいるんだ~。。。」って思いました。(もちろん今関わりが強くなっている京都市立芸大の皆さんの事は当時知らなかったので狭い世界でしたけど。。。苦笑)
で、諦めた頃に出回ったのが、(やっと本題だ☆笑)タイトルに書いたつもりの「シンセサイザー」。貧乏中高生にはお小遣いを貯めようにも額が違いました(泣)で、当時のシンセサイザーの音源を近年に合うようにモバイル化したものが、この「REFACE」シリーズ。往年の名機と言われた楽器(音源)の音づくり機能を継承しています。
で、DEMO動画で解ったんですけれど、私、カシオペアが好きだったので、DXが好きなもんだと思い込んでいました。思いこみ、って怖いですね。そうではなくて、CPの音が好きなんだと再発見した訳です♡自分の好みをちゃんと冷静な目で確定するというのは変な話ですが、でもそうなんだから仕方ないですね。そうしてアナログ音源ではCSが好きなんだ、と。
そう言えば向谷さんが、DXを導入する前は、電子ピアノとかピアノとかアナログシンセを使われていましたもんね。当時の楽曲大好きです。「デジタルじゃなくてアナログでこれだけのグルーヴがレコードから聴こえてくるのかー!!!!」って驚きでした。(←めっちゃ子どもだったのに(小学生だったかも!?笑)エラソーだねぇ。。。苦笑)
家に、ポールモーリアさんとかニニロッソさんとかリチャードクレイダーマンさんとかのテープがあったので(母が買ったのかな???)カシオペアの前はそれらをずっと聴いていましたから、それで耳が出来たのだと思います。あ、渡辺貞夫さんとか、デイヴグルーシンさんとかは高学年になって自分で音源を仕入れた気がするなあ。。。電子オルガンの先生の好みかな?
当時は電子オルガン科は無かったので、皆さんピアノ科のご出身でした。今のコンピュータを教える先生が当時は数学科出身、みたいなもんです。だから小学生の頃から楽典はドイツ語でされていたというスパルタな環境(笑)「Ⅰ度の前はⅤ度でしょう?Ⅴ度のⅤ度はⅡ度でしょう?そのベース音を取ると楽典的に間違いでしょう???」というのを初見でガンガンやらされていまして、気付けばついていけなくて皆止めちゃって、大学に進学したころには個人レッスンになってしまっていました。。。懐かしいなあ。。。(苦笑)
というわけで、「フツー科」に行くまでの私のバックボーンの音楽の経緯を表面だけお知らせしましたが、これらがあるので、老舗の合唱団でも、30年選手の団員さん(リーダさん)の御相手でもついていけるのだと思います。
一生懸命努力した事、学んだ事、は、時空を超えていつしか自分を護るというか、自分を裏切らないというか、味方というか、そんな風になるんだなあ。。。って思いました。
↓ ちなみに当時のその楽器さん達の画像がありました。 ↓
(私はやっぱりおませさんだったんですねぇ。。。いとことか皆ひとまわりとか上だったもんなあ。。。)

発売当時、左上CS-80・・¥1,280,000 左下DX7 ・・¥248,000 右下CP70・・¥600,000 右上YC10・・¥108,000 だったそうです。買えないわ、そりゃ☆(笑)クラシックピアノじゃないから買っても貰えないわ☆(笑)