昔だったので逆子でも帝王切開を極力避けたそうで、私は片足からこの世ににょきっと出てきたそうです。
長い間いきめなくて、丸三日ほどもかかって、もしかしたら産声をあげていなかったかも、です。
数年前に従兄がこの世にお別れをした日でもあります。
既に10歳の時に『もう誕生日とかええやろ』と突然母に言われ(それまでも毎年祝っては貰えていませんでした)慣れっこになっていましたが、流石にこの報せには『なんで今日?』と意識したのを覚えています。確か徹夜で論文を書いていた何日目かの事でした…
お従兄ちゃんには悪いけれど今回は予期不安がマシなようなきがします。
特に困ったさんな従兄でした。
支離滅裂になってしまいましたが、兎に角、10歳くらいで、私は歳を取らなくなったというか、生きていても面倒や迷惑をかけるだけなんだ、と潜在的に思ってきたんだなあ、と、やっと解りました。
それまでも祝って貰ってはいなかったので、なんだか私は親にとって、特に自我が出てからは手間や迷惑がかかる疎ましい存在だったのだなあ、と。
仮眠を取ってさきほど起きてきた娘が小さく地味におめでとうと言ってくれました。
なんだかとっても面映ゆかったです



とりいそぎ~

