けれど、均斉が取れていない派生のそれは、どうも自閉症スペクトラムが働いて対応不能のようなんです。
それに随分焦っていらっしゃるように映りました。
ご高齢の方が多いので、どうしてもリズムが遅れ、ビブラートがかかりはじめてしまいます。
男性に至ってはピッチ以前に音程が怪しいし喉はせまいし地声だし先ずは出てないんです。
差が激しいんですね。
けれども長くやっているから、とか、残された人生が短いからとか、色んな理由をつけて、我を通すようになられ、私のような、後から入ってくるメンバーにたいして、お節介の仮面を被り、その実、マウンティングするのです。
シティの方は200弱いるので、変な柵をバラけさせる事は出来ますが、少人数となるとそうもいかない。
私はプロ並みに上手くなりたいし、技術もみにつけたいけれど、プロそのものにはもうどうあがいても年齢からなれないので、
体力強化と読譜力を培うことを通して社会慣れと感覚の回復が最重要課題で、やはり私に出来るのは学術しかないので(人生の殆どをそれに費やして来ましたから…と今の時点では思っています…お母さんなので子どもの環境が最優先なんですけれどね、実は。)…
みなさん、お子さんがいらっしゃらないとか、不登校や病気や障害の経験がご自身やお子さんに無い人ばかりなんですよ。
そんな自由が自分にきく皆さんと同じには出来ないんです。
うつ病も回復期だと団の会報に書いたし、京大病院に出入りしているお商売をされているのに、グレーの、のりしろのような部分を長めに取っていただかないと適応出来ません、とお伝えしているのに、
すぐ舞台の話とか、楽譜の手配とか、スケジュールとかバンバン連絡してきて、上に書いた事が正直ですから、それを再度お話すると、
『それはコンプライアンスに…』とか言い出して。
シティも長く規模の大きい合唱団、京大はもっと長く大きな組織。
コンプライアンスもコンセンサスも報道規定も知的財産や商標、著作、肖像などのそれぞれの事を国際的政治的に厳格に対応して潰れた経緯があるので、
思い出して辛かったり、
言葉でいうけど厳守できてないじゃないですか、と思ったり、
でもその人は男性パートのリーダーで人の前にグイグイ立つのが大好きな人なので、お断りにも神経を遣うので、数日前からオカシイんです、私。
今日の全体練習行けるかなあ…何より明日の臨時練習はプロの声楽家の先生にみていただくのに、別件で足が竦んでしまって辛いです。
そして悔しいです。
振り返ってみれば、私はこうして肝心な私の帰路を考慮していただけず、一方的な事を道徳観や倫理観を理由におしつけられてきた人生です。
跳ね返すだけの気概を持ちたいです。
今日はそんな風潮に屈することなく行けますように






