今日は第九でして。その前にスカウトされた混声合唱のリーダーと御話して、双方今回は所事情で互いに見送りとなり・・・練習場に入るのが遅くなり、いつもの席が他人に取られてる!!!!
もう結構何度も座っているんだけれど、時間ギリギリになったから、狙っていた人が座ったんでしょうね・・・これまで隣だった人の誰も「そこいらっしゃいますよ」と言ってくれなかった事にショックを受けました(T_T)あ~、私はやっぱり新参者で居場所がないんだ、と。(←図々しい人にこのような事をされるのは日常茶飯事だけれどね。)
で、今日はセンターの位置。いいんだけれど、京都会場は300人ほどいて、ソプラノは基本ピッチを高くして、音程の上側を狙うのが慣例というか常なんですけれど、同じ音でも幅があるので、ちゃんとハマっていない人が大きな声を堂々と出されるので、個人的には不協和音に聴こえます。あと高音が潰れている人、地声の人、ビブラートがこれでもかとロータリーのように強い人。
これらに埋もれてしんどいんですっ☆(しかも本人気付いていない。。。)
正直、昨日書いた、デリフレやラターなどを知ってしまうと、いくらベートヴェンが凄い人でも、私には堅い高音の連続なので、私のイメージする荘厳な美しさとは離れていて、意図は解るんだけれども、声帯に負担がかかるし、これから成りたい、
『高音だけれども、どこまでも透き通った、まあるいやさしい心地よい声』
とは方向性が著しく違うような気がしてなんだかこころがついていきませんでした。しんどかったです。
隣のご高齢の御姉さまは、10年近く、指揮者がもっている別の合唱団に在籍しておられ、アルトからソプラノに転身された人。
よく知らないのですが、ご高齢の方の発声、どうしてあのように、驚くほどのロータリーのようなビブラートが(私にとっては)えげつなく効いているんですか???←素直な疑問。
昔はそう指導したんでしょうか??? はて・・・????
となると、ラターはそうでもいいかもしれないのですが、デリフレは本当に少年合唱団に歌って貰いたいくらいのどこまでも澄んだ高音が必要なので、あくまで個人的なんですけれど、耳触りなんですよね・・・北村先生に言わせたら「歌わんとって!」って言われそう・・・
で、その女性に、何度も何度も「声楽をされているんですか?」「長いんですか?」「専門家ですか?」「ソリストさんですか?」と評価されたんですけれど、どこかしらこころの底から喜んでいない自分を見つけて、なんだか辛かったです・・・
辛いなあ、この感覚。
明日は早朝から仕事なので、声のためにも睡眠を取りたいのに、辛いところ。そんでもって、やっぱり澄んだような声を求める人間にとっては、第九はちょっと堅い高音の連続で、変に声帯が伸び切ってしまうのなら、本番間近だけれども私は練習が好きなので、本番のきらびやかは別に必要無いので、声帯の為にもご辞退しようかと悩んでいるところです。。。
在籍している合唱団でも、他の合唱団でも、理想の声を持っておられる女性が希においでです。具体的に今おふたりおいでなのですが、本当にあの声になるにはどうしたらいいんでしょうかね・・・かなりいい線は言っているみたいなんですが・・・指揮者にもそう言われるし、別の合唱団にスカウトされるし、でも、選曲が・・・どうも合っていない場合があって・・・
う~ん・・・・どうすんべか~・・・(なぜ急に北斗晶さんの口調??^^;)いやいや、真面目は悩み。
皆さんはこのような悩みがあったとき、どうされますか???