今日は下鴨というところへクラシックを聴きに行って来ました。
面白い編成グループで、リコーダーとリュートとソプラノとメゾソプラノと。
古楽というモノを知らなかったので、どんな風になるのかと思いましたが、1400年代~1700年代のバロックの初期までをしてくれたし、プログラム編成も時代で並べて下さったので、違いが良く解って面白かったです♪
バンマスはリコーダーの菅原起一さん。現在、東京藝術大学の修士2回生だそうで、論文執筆と講演といそがしそうです。彼がプログラム編成を考えたらしいのですが、そのチョイスは私にとって素敵なものでした。埋もれていた素敵な曲をよくご紹介して下さった!って感じです。
例えば、キリストの受難を母親であるマリアの目線で歌うために描かれた歌曲は、感情たっぷりで。もちろんソプラノのお嬢さんがとても素敵に歌唱してくださったからですけれど。
メゾソプラノのお嬢さんと三人は今同級生(同期生?)のようで、本当にそれぞれの専攻の音を美しく奏でて下さいました。
そうして彼らを支えてくれたリュートの上田さん。彼女は桐朋の出身らしいのですが、そもそもはヴァイオリニストなんだとか!!それでリュートもパロックギターもこなすんです。素晴らしい!!!
いや~…ぐんぐんその技で音像が映し出されて、しっかり物語もその中の感情もついてきて、しまいには涙ぐんでしまいました。
すばらしかったです・・・知らずにいた私は、なんという人生をもったいない方向に向けていたのか、と思ったりしました。