北斗晶さんが退院されました。
子どもの頃に父にプロレスの存在を教えて貰い、ビューティーペアーやクラッシュギャルズを知り、ヒールさん達も覚えました。
佐々木健介さんも若い頃から…。
普段から人情が厚くて可愛らしくてギャップが魅力で楽しくブログを読んでいて、今回の話には本当に衝撃を受けました。
認知や啓発活動に正に体当たりの生き方をされて。
そんな北斗さんが、気弱になった夜にはみんなのコメントに救われた、と、役に立たない人はいない、と言ってくれました。
奇しくも私は役立たずのこころの傷を持っています。
小さい頃は両親に、
それからは親戚や級友(旧友)に、
そうして最近では指導教官や子ども達やそれからそれから…
周りの肝心な人たちから役立たずの有り難くない称号をいただきまして、
こころの傷は積み重なっていき、海溝より深くなって行きました。
勿論誰にも言っていません。
各々から称号をもらった時もただ驚いてそれだこで、
誤解を解こうなんて飛び越えた事なんて到底できなくて、
ただその言葉を受け止めるだけで精一杯で。
今思うといつもイライラしていて感情的な人や感情的になった状態の人や困りに困っている状態の人から些細な関わりさえ拒絶された代弁だったようにも推測出来るのですが、
言われた時が子どもだったり、
伏線無く突然だったり、
本当にビックリしてトラウマを通り越してPTSDになってしまっている役立たずと言われる恐怖を私はずっと抱えて来ました。
勝手なタイミングで勝手な重さを勝手にあてがわれたそれだからこそ、
あらがえなくて、
何より落胆させてしまった申し訳無さが海溝と同じかそれ以上に大きくなって私の中に確固と存在しています。
こんな私の拙いコメントも、もしかしたらリップサービスかもしれないけれど、
役に立たない人はいない、
って言ってくれた北斗さん。
千と千尋の神隠しでハクの本名を思い出した時のあの鱗が涙と一緒に剥がれ落ちたように、
そうして大きく戸惑いながら、
『えっ、
役に…
…立った…の?』
ってなってます。
ご本人のオフィシャルブログにもコメントしたけれど、改めてここにも書きます。
北斗晶さん、有り難う。
凄い人だ………。