悲喜こもごも。 | ♪よこしま☆ちゃんの日常♪

♪よこしま☆ちゃんの日常♪

~ ゆるゆる生きる ~

20150911175026.jpg

東山近衛あたり。

20150911175109.jpg

もう京大の施設がいっぱいあって。

20150911175141.jpg

歴史的にも意味がある『洛友会館』。ここのレストランは老舗でサービスも素敵で有名です。まだいただいた事はないんですよね~☆

・・・と緊張をほぐしながらまたまた見学へ。明石先生が持っている合唱団のもうひとつの方です。連絡したまま別の方にしました、は失礼だと思って。

こちらの合唱団は基礎練習をしっかりします。市立芸大首席卒業とかのプロのソリストさんが発声練習をしてくださる有難い環境。

お若い女性の先生はかなりの年長者のプライドを傷つけないように素晴らしい指導をなさいます。その姿勢にまずは目から鱗。すごいな~、って。

で、全体練習でまた明石先生にお逢いして。明石先生はもうひとつの見学を御存知で内緒でそちらにしたほうがいいのでは?と当初おっしゃっていたので、今回の紹介はめっちゃ引き籠り!!!みたいな。

丁度『海鳥の詩』の「海鵜」を流しました。30年振りにスコア見て歌いましたが身体がちゃんと覚えているんですね~・・・歌詞もちゃんと入ってます。

こちらも素晴らしいのですが、素晴らしいんですけれど、細かい音が守れなかったり、テンポが遅れています。仕方ないんですけど・・・やっぱり親子ほどの違いは実際合わすとなると厳しいかなあ・・・良い曲を選ばれているから余計にもったいない。

で悲しかったのは、リーダーの母ほどの年齢の女性。当初とっても親切だったんです。でも実際にお逢いして話しだしたら御自身のペースで御自身のおっしゃりたい事を矢継ぎ早におっしゃる。そうしてこちらの意向のほぼ全部に耳をお貸し下さらない。

そのうち海鳥の詩の事、御子息の事(私が育った街:大阪府吹田市の千里地方、団地じゃないわよ!と未だなにも言わぬうちから・・・葉加瀬太郎さんどうすんだよ!!!)をいーっぱい御自慢されて(いいけど)、

そうしてそれぞれが自分の思うように思う様な声を出される・・・堂々と間違う。明石先生にお叱りを受けても、男性は反省していらっしゃるけど、女性は「あら。間違っちゃったわ。おっほっほ♪」で、かなりのズレで。

プロの声楽家の発声練習の先生(凄いけど御名前敢えて書きませんね♪)、本当に凄い!!!

で、とっても高額らしいけど貸与用の楽譜を「まだ解らないので練習が終わりましたし一回お返し致します」(←これ、今まで行かせていただいた全てのグループで当り前の事。)って言った途端、そのリーダーのおばあちゃまの態度が激変!!!!

明石先生は指揮が専門なので、発声の細かな質問をしたのですが(アップの時のハミングの時の口腔内の響き加減と声量の関係)、声楽の先生を御紹介いただいて、あらためて帰り際に質問しにいったら、居合わせたリーダーのおばあちゃまは、『あら!この人、入団するか解らないんだから!!!』とすごい形相でおっしゃいました。そうして声楽の先生と私の接触を阻止しようとなさったのです。

激変にとっても驚きました。そうして、人はまさに、人と生りだな~、って思いました。

休憩時間内も、他の男性が、本当に一生懸命に、年末の練習に出て来れない理由を(個人事業主さんのようです。)懇々と丁寧に一生懸命に説明されても、了解しませんでした。

きっとお寂しいのだと思います。下鴨に(下鴨と言えば京都では邸宅一等地)一人暮らしだとお聞きしましたから。

全力で歌うんじゃなく『いかに楽に声が響くか、というところを探す行為です』とソリストの先生が、そのおばあちゃまをやわらかく押し切って(押し切ったように見せないで)質問に回答してくださいました。

具体的には周りの方のいきなりの声量に驚いてしまう。共鳴した自分の骨や皮膚に驚いてしまう。などに『声帯は本当に薄い膜なので、やさしくやさしく声を段々と出してください。ですから人さまのいきなりの音量は気にしないでいいですよ♪声楽はいかに楽に声を出せるかの練習をするんです。やさしくしてあげてくださいね♪震動は響かせられているという事なので、それでいいですよ♪出せてますよ、声。良い身体のポジションを覚えて行きましょう。』と回答してくださいました。

あ、これで良かったんだ、と。プロに質問するということは、我流ではそうだと確信していても、万が一があるから、自分の思いこみというか独り善がりだとよろしくないと思う私がいて、それで質問させていただいて、自分が感じた事が理論的に合致していると安心なんです。

いきなり声量が出ないのは、まだ出せる状態に声帯や身体が成っていないから。温まっていないから。なのに無理して出すと喉を潰したりするんだな、と、端的な回答で合点が行きました。

私はテクニックと同時に捉え方(理論)や人間性(コミュニケーション力)を教わりたかった(体感・経験)のだと解りました。そのような方とコミュニケーションをとりたかったのかもしれません。

そのプロの声楽家の先生は(コンサートがあちこちでありますのでやっぱり御名前控えますね。)、アー写と全く違って普段のままだったので、最初気付きませんでした(笑)面白いおねえちゃんだな~、って、それでもおばあちゃまがたを褒めて褒めて『素晴らしい!出来てます!なので後ここだけしていただけますか?お願いします♪』とピアノを弾かれます。

すごいな~・・・自ら自慢なんてしないですよね。

ステージの上ではオーラがありますが、普段はすれ違っても解らないんじゃないかなあ・・・

素敵なおねえいさんだった♡ファンになってしまった♪やさしい御声だよ♪私もやさしく歌いたいな~♪

という事は第九は辛いなあ・・・(汗)良い響きがする口腔とかブレスとか捜そう!練習でいっぱい捜そう!!!自分探ししようミルク入りだな

本当に悲喜こもごもでした。短時間であの感情の上下はついていけませんが、諸事情を鑑みると致し方ないのかもしれません。その上で考えたいと思います。

まずは明日の子ども達のケアです。はい。それが最優先なので、そのために自分のメンタルをどう保てばいいのか、など、包括的総合的に冷静になって考えようと思います。

行われている内容は理解しました。