
アマノジャクな部分が結構多いのだと思います。
『本当にそうかなあ~?』って思う時があります。
さっき書いた「人間性を見る」なのですが、この時、
”適応するべきシチュエーションと、そうでないシチュエーションがあるのではないか?”
と思い直しました。
事務局の人がつっけんどん、でも、実際に御指導賜るのは先生と団員さんなワケで。
というのも、大学院の修士課程の専攻を決めた時、色んな先生の処に見学に行く際、説明をして下さる学年主任の先生が「あ。君だけは取らない、と明言している先生は・・・」と仰ったのです。
いきなりびっくりしましたが、「私のどのようなところが取らないという判断になるのか、前向きに自分の欠点を知る事は今後好ましい事なので、受け容れていただけなくても、訊きに伺いたい」と申し出ました。
今思うと何故そう言ったのか解りません。けれど、そうしたんですね~。
で、事もあろうか「君だけはダメ」と言われた強面の先生の個室を伺うという大胆な行動に出て、厳しい話を聞いているうちに、なぜかその先生が「解った。取るよ。」と仰り(なんで?)そのまま当時の専攻では新進気鋭の凄い研究室に行く事になったのです(^^;)。
で、ダメ元で、今日は、見学しに行きました。その、事務の人がそっけない、肩書がすっごい合唱団に。
行ってみると確かに厳しかったです。初見で歌えるなんて当たり前。楽譜をただ追い掛けるのではなく、咀嚼して「歌える」状態になっていないと、という事でした。
特筆は、その為に、宗教的になるかもしれませんが、時代背景をも勉強するんです。そうして、発声と同時に、正確な外国語の発音も修得します。いろんな事がフル活動!!!です。
濃密な3時間でした・・・で、居残って何かする、というので、残っていましたら(見学者は私を入れて二名でした。)、なんと待っていたのは、パート決めでした(^^;)
わお☆同志社OBの合唱団以来だ☆
でも、明石先生がピアノを弾かれて、各パートリーダがずらずら~っとピアノのボディの処にいて、横で歌う私の声を聴いておいででした。
で、え?え?となっている間にオクターブ練習。なんとB5(hihiB)までされちゃいました☆
さすがに声に力が無くなっていったので、C6はされませんでしたが、ソプラノの各リーダーを集めて、『どっちする?上?下?人数は今上が多いんやんな?』と明石先生はおっしゃいましたが、
パートリーダさん達が『声質は上ですね。』とおっしゃり、吟味されました。声質までテストされたのは初めてです。そうして、明石先生は、『ソプラノのうち、二つに分かれる時は、上に行って。上の声綺麗に出てるし、これからもっと高いキーの(今日はG5まででした)曲出てくるし。』との結果でした。
は~・・・びっくりした~☆(え?まだ上行きますのん?)って思いながらついて行きました。
それでも独唱の人の声の美しい事!伴奏のピアノの人の凄腕な事!
そうして正直に「もうひとつ、先生がお持ちの合唱団と、どちらがよいか解らなかったので、これから見学があるんですが・・・」と明石先生に申し上げると、色々お話をした結果・・・
『え。こっち、しとき!』と仰ったので、入団するならおそらくこっちです。
で、帰りに出入り口のところで、ある男性の団員さんに『綺麗な声、してはりますね♪』と声をかけられました。
そ、そのような事を言われたのは、人生初だったので、ぽっか~ん・・・としていたのですが、そこは関西のオバチャン、手でごますりのジェスチャーをしながら「またまた~☆何も出ませんよ~♪」と返しました(^^;)
その男性団員さんにウケました。「でも、そんな事、ほんまに初めて言われました。ありがとうございます。」と申し上げました。
ブタもおだてたら木に登るっていうから、登っちゃおうかな~
