息子の課題を手伝っています。ラジオ講座を聴いて、それから視覚情報に変換して課題に対して回答するのですが、この感覚器のトランスが未だ出来ないようなんです。
感覚器を未だ独立で使い分ける事が出来ないようです。つまり「今は耳に集中」「今は視覚に集中」「今は触覚に集中」がまだスイッチできないんですね。
なので、ひとつの視覚情報を受け取って、それに対してまあまあの回答をする事くらいは出来るようですが、
クロスメディアといって、多種多様のメディアから、多種多様の情報を大量に入れて、自分ならではのアレンジで、相手の求める感覚器でアウトプットして、正解集合の中におさめる、ということは、
まだまだ出来ないようです。
これらができないんですから、時短をする事ができません。そのフォロー。
具体的にやってみせて、PCのどんなソフトを、どういう補助機能として使っているかを、示す。まさに、実習ですね♪それをやっています。
支援と言うか手伝いと言うか教育というか、ICTというか。(あ~、研究室にいなくても、研究じゃなくてもやってしまっているのか~。あははは~☆)
で、そのラジオ講座なのですが、20-30分くらいあるんですね。目で見る資料はない。ということは耳で聴いて、ブラインドタッチで、テキストエディタに書き起こすところから下準備が始まります。
私はブラインドタッチを修得しているので、相当速い(…そうですね~…5分間で1000文字は簡単に行くくらいの速度です。)のですが、最近はパンチミスが出るようになったので、
重要な単語やセンテンスだけを打ち込むようにしています。
これは打つのが速くない人にも有効だと思います。そうしてアーカイブのラジオ講座なので、つまづいたら、その都度、一旦停止ボタンを押下すればいいと思います。(私はノンストップで行きますが。←息子の動作が遅くて提出期限時間まで残り少ないのでぶっ飛ばさないといけないので!)
いくつかの単語とセンテンスを書き起こしたら、今度はラジオアーカイブを閉じて、耳栓をします。
視覚器に集中するのに聴覚器の感覚が邪魔だからです。そうしてティッシュでもキッチンペーパーでもなんでもいいので、ちょっと堅いと思ったら、揉んで柔らかくして、耳に突っ込んで、視覚に集中します。
そうすると拾い起こした単語やセンテンスから、ラジオで話されていた全体の物語が想起され、全体分を構築して行くことが出来ます。
そうして出来あがってみたら、300文字でいいところが一瞬で1200文字!!!ぎえー!!!
学校が求めているより緻密にほぼ全体を拾ってしまっていたようです。そこで、情報を篩にかけます。けれども、真意がゆがんだりしないように、質を保持したまま、字数だけを減らすんです。
これにも別の頭脳を使います。何度かチャレンジして、やっと500文字。これ以上は減りそうにないし、減らすと意図の伝達が不十分なので、息子には、
『ごめ~ん…字を小さく書いて♪』とお願いしました。すると、書きながら内容を理解しているので、あるいは内容を理解しながら書いているので、
『ねえねえ、これって、○○って事を言いたくて、こう表現しているの???』と質問して来ます。それに対して、
『そうそう、○○って書くときってさ、▽▽っていう表層的な部分に目を奪われていないですよ、っていう意図も含まっているじゃん?例えばえっと・・・』というプチ講義みたいなのになって、
『そっかー!そういうことかー!!!』って納得して筆が進むので、結局のところ内容だけでははなく、それを表現するための技法となぜそれを使うのかも含めて理解しながら書けるから、
一石n鳥!!!って訳なんですよ~♪
こぉ~んな楽しい記述式の学習、なんでやらないんですかね~。自分の殻を破れるのに。克己なのにね♪
は~♪♪♪いくつか怒涛とやったので、充足感~♪♪♪