今年も如意ヶ岳の大文字の20時に点火を皮きりに、五山の送り火が始まりました。
オレンジの炎が尚、力強かったです。
今年は小雨が降っていたので、火を強くしたようで、
大文字の特に保存会の小屋に近い部分は肉眼でも確認できるくらい、
炎が立ち上っていました。
点火とともに、歓声が上がり、
地元の人、最近住民になった留学生がその美しさに心を奪われ、
お年寄りは手を合わせて祷っておられました。
さきほどから雨が強くなって来ました。
送り火が滞りなく終わるのを待っていたかのように。
お姉ちゃんはこれからねずみさんの国にいくそうです。
いっぱいロリロリして行かれました。
何かお土産いる?との事でしたので、
その身体を持ってちゃんと帰って来て下さい、
とお願いしました。
今年は戦後70年目ということで、
かつてもっとあった送り火がコンピュータで再現されていました。
太古の昔から継承してきた送り火、
今年もこの目で見れて有難いです。
そのオレンジの炎の前にはそのような気持ちしか沸いて来ません。
京都の夏の風物詩、五山の送り火。
沁み入りました。