さきほど本日の高校野球の第四試合が終わりました。前半戦リードするも興南高校に逆転を許し一点差で勝負は負けてしまいました。
選手宣誓をした梅谷君、とても清々しい顔をしています。
試合後の談話で『ここまで長く甲子園で試合が出来た事、選手宣誓が出来たことなどを、とても嬉しく思っています。課題は帰って後輩に引き継ぎます。これからは後輩が繋いで行ってくれると思います。』と語りました。
京都という贔屓目があったかもしれませんが、それでもひとりくらいは感情を抑えられずに泣き崩れる生徒がいましたが、しっかりと受け止め、ダッグアウトに帰る時も関係者の皆様に帽子を取ってしっかと声をだして、感謝の意を伝える野球球児たちに、心から素直に素晴らしさを見ました。
今日は、五山の送り火です。球児たちが間に合う時間には到底帰ってはこれませんが、これもお導きと申しますが、こうなる事こそが収穫であるといいますか、そのような充ちている感があります。
それをまだ18歳を迎える年である梅谷君がおそらく享受して話していたであろう事を思うと、清々しさが伝わって来ました。
京都旧制二中の歴史も背負って大変だったと思いますが、素晴らしい甲子園でした。
NHKのアナウンサーと解説者はどうしても勝者の談話を拾って実況を進めますが、私は伝言という形でアナウンサーが敗者のコメントを伝えてくださったことに感謝です。
有難うございました。