自閉症である東田君が自身の執筆でどういう気持であるかを綴ってくれている事が何より素晴らしく、
近年アイルランドの著名な作家(彼にも重度の自閉症の息子がいます)の目にとまり、翻訳されて世界で出版された事で注目されるようになりました。
アイルランドでは村上春樹さん、三島由紀夫さん、についで、東田くんの名前が出るようになりました。
The Reason I Jump: The Inner Voice of a Thirtee.../Random House

もちろん自閉症の全ての子どもが東田君の心そのままではないと思います。
しかし、多くの自閉症の子どもがこう感じている可能性があること、それをきっかけに子どもの心の内面のドアを、大人がそうっと開けるきっかけにしていただきたいです。
何が素晴らしい、って、東田君の、心模様を映し出す言葉の流暢な構成です。
絵が見えるんです、言葉から。