猛烈な活動家でもなんでもないので、そのような事を書こうと思ったのではないです。そんな難しい事簡単には書けません。
いや、仮処分が、審判や判決より即時性即効性があった事を思い出しまして。
まあ、思い出したくもない事ですが、離別を思案している頃、力づくで子ども(特に男子)を連れて行こうとする昔ながらの概念の人が、私の場合もいまして。
当時ついてくれていた弁護士さんは女性弁護士さんで水面下で御自身も男子をお二人連れて離婚の話し合い(配偶者も弁護士さん)をされていまして、
家庭裁判所で調停を行っている時期であるのにその期間であることを無視し、かつて私の元配偶者を同じ手口で強引に連れ出した元の姑の入れ知恵で、
元配偶者の友人を運転手にして(都合のいい事を言ったのだと思う)まだ自分で歩けるかどうかの時期の息子を大人三人がかりで保育園に登園する私から力づくで奪おうとした事件がありました。
携帯電話が普及し始め。通勤ラッシュ時だったのもあって最寄りの人が通報してくれました。お孫さんを届けたおじいさんが「夫婦に何があったかは知らんけど子どもが怖がる事をするな!」と先方を叱って下さったのですが、
そんな事に耳を貸す先方ではありませんでしたし、かつてそのやり方で成功している元姑は本当に強引でした。そうしてまた孫可愛さに家の父の財産を事あるごとにひっぱる生活の仕方をするつもりだったのだと思います。感情で生きているような人でした。
けっこうな数の人が通報して下さったので、駅前は騒然とし、パトカーを始め覆面車が数台来ました。
息子は元配偶者に抱かれたまま(もちろん息子は泣いています。声を殺して泣くタイプの子でしたが、様子から息子の恐怖の度合いは推し量れました。)。
全員警察に行きました。娘には突発的に「保育園に逃げて!!!」と言ったままだったので本当に心配でした。
警察の取り調べ室で待たされました。何も悪い事をしていないし、合法的だったので、私は警察の方に「今、大阪の家庭裁判所で調停中です。調べていただければ判ります。担当弁護士は○○弁護士会に所属している△△さんです。連絡先はXXXです。確認してください!お願いします!!!」と懇願し、ただ待機。
やがて刑事さんが現れました。「オジサンは、何人も取り調べをしているから、どっちが自分に都合のいい嘘をついているか、判るんやで。待っててな、息子さん、連れて来るから。」
そうして息子と再会し、取調室で抱きしめて、これまでにない錯乱状態を経て、大号泣しました。
車で大人三人に乱暴な事をされたので、身体はボロボロでパンストは破け、あちこちの擦り傷から血がにじんでいました。以前、怪我をさせられた首をもう一度ひねったので、左半身は麻痺が始まっていました。
その時、憤慨したのが、我が実家。弟の運転で来たのはいいけど、全員が警察へ。ひとりで知らない人の中で待って居る娘は!?どうして誰も娘のところに行こうとしないの!?
そう言ったら母が「保育士さんいるやん」
あ・・・この人もダメだ、と思いました。父も母も弟もきょだいの下。私だけ長女。目が行き届く感覚は私にだけ培われていました。かつて私も親の都合のいいように預けられ、そのまま親は預けて自分の時間を作りましたが、私だって気を遣います。
そのような経験が無い人は私や娘の心情を理解するセンサーが欠損して育ったのだと即時判断できました。そうしてそのまま保育園に迎えに行ったのは、傷だらけの私です。
ハッキリ書きます。何の役にも立たない親。動けない親。動けないなら知識や知恵を働かそうとしない親。誰かに頼りっきりだった親。この時「無知や発想の貧困さで人が傷つく」と思いました。だから色んな学びを止めません。
そうして警察から出て、職場に事情をいって(そのままクビになりました)、娘も連れて帰り、弁護士に連絡。その時に即時対応して下さったのが「仮処分申請」。二つ申し立てをしてくださいました。
結審がつくまで観護する権利、と、もうひとつは忘れました。仮処分申請なので即時効力があり、そのまま私は堂々と我が子を自分の処で同居出来ます。
まさかあんな事になるとは思わなかったし、それで実家の対応も全くダメだったので、そうしました。専門知識が私を救ってくれた瞬間です。智慧が働いた処を見せて下さった瞬間です。
その弁護士さんの事は私の話が後になってから、女性支援の会報か何かで知りました。御自身の離別の事と並行して仕事で女性の力になっておられた。男子お二人を育てながら。
学校に行けば預かっていただいているので低頭なお母さんに徹しておられるとの事でした。そうでないと生活が成り立たないから。学校の先生に迎合する部分も持って居ないと成り立たないから。
それでも何度も先生は過労で倒れておいででした。弁護士という専門職でありながら、御実家のお母さまは、猛反対されたそうです。この社会そのものが男性が構築したものだからです。
今回のタイトルの原発も裁判所が善い判断をされたと思います。
ラーメン屋さんの研究職をされていた人に原発の仕組みや、なぜ運用に持ち込んだか、のカラクリを聞きましたが、この判断は英断だと思います。そうして仮処分なのですから、即効性がある。
それで自身の事も思い出しました・・・怖かったですよ。いつまでも車にしがみつく私に元の姑が「かまへん。この女連れていって、どこかで捨てたらええ。」流石元やくざの女は言う事が違います(結婚してから知ったんですけどね・・・元配偶者の人生もボロボロにしてくれた人でした)。
で、警察で、元配偶者の友達に運転手を依頼したところから元配偶者や元姑はこってりと叱られたそうです。まだ法律上は婚姻関係にあったので、元配偶者については父親が連れて行くから、問題に問われないですが、
彼の友人は全くの他人。すると、誘拐罪が成立してしまうんです。かろうじて止まったが為に未遂に終わりましたが、知っている人は知っている通り、誘拐罪は殺人罪に継ぐ(放火もそうですが)実は重罪です。
そんな大罪に引っ張りこもうとする相手なのか、友達というのは!?友達にそんな事するのか!?とそれはそれは、誰って元姑がこっぴどく警察でやられたそうで、先方の皆が一様に、仕組みを講義され、一筆書かされたのだそうです。
なので、窮地に追い込まれた時の、その人の言動こそが本性だと私は思っているので、追い込まれた経験が無い人、追い込まれた状態を見た事が無い人には、心を開きません。これは経験から来る私の見極めです。命がかかってますから。
そうして、そんな時に、能天気な事しか言えないし出来なかった実家から、私は直ぐに離れました。身を隠しました。
だからこそ、あまり研究で世に出たく無かったんです。見つかるから。もちろん裁判で決まった慰謝料も養育費も一銭も向こうは払っていません。
弁護士に教えて貰って先方に「どれだけ酷い事をしているか」の理解のために金額提示をしたので、実際に払って貰えなくても別段いいのですが、例えば100円の何かを買って食べたとしましょう。そのとき、
「子ども達は食べられているだろうか?」「服を着れているだろうか?」「困った事はないだろうか?」と思わない心が悲しいのです。1円でもいい、5円でもいい、「今回はこれだけしか送金できない。」でもいい。駄菓子くらい買える。
それが私が一番悲しかった事です・・・
原発もとどのつまりは、国や企業がお金の為に見切り発車した事。廃棄物の処理を考えたら、火力発電と対して変わらないのに・・・。
純粋な研究者ってね、それを商用化して儲けようとか、考えないの。相対理論で有名なアインシュタインは、発達障害だったということにされているけど、ダイナマイトの理論や、水爆の理論は紙の上で完遂しても、
まさかアメリカがそれを軍事用に物理的に開発してしまうとは思っていなかったらしく、それが親日であった彼に「水爆が日本に投下された」と知らされた時の、泣きようといったら、まるで赤子のようだったそうです。
そうして、「そうするとは思わなかったけど、僕が考えさえしなかったらこんな事にはならなかった」と日本人の研究者仲間に、本当に赤子のように泣いて詫びたらしく、それから核(軍用機)反対を仲間を作って訴えていくようになったのです。
机上の空論結構!!! 実際に兵器を作って、実際に使い方の倫理観もない人間に持たせて、感情のまま使わせ、そういう人達の感情を心理作戦を通じて支配する輩が、私は許せないし、その背景が悲しい。
ヒトラーもなぜ独裁者になってしまったのか。松本智津夫も何故あのようになって、有能な技術者が心酔してしまったのか。
・・・で、こっちでは、ゲーム感覚で友達とかつて呼んでいた人を、享楽的快楽的に殺しておいて、いざとなると怖くて親に連れられないと出頭もできない、違う意味の赤子のような人間がいて・・・
なんかこの世はオカシイわ!!!