
琵琶湖疎水です。
向こう側は鴨川、背中の方に行くと平安神宮。

今日は水量が些か多いかな。
大好きなんです、この場所から琵琶湖疎水の桜並木を見るのが。

ここは、徳成橋。有名な版画家さんがにちなんだ名前。
一本向こうは熊野橋。熊野神社に向かうから。
そのまた向こう鴨川に一番近い橋が、あの冷泉家にちなんだ冷泉橋。

東京の目黒川も好きなんだけど、
京都は景観優先の高さ規制がしっかりしてて、
水面が近いから野鳥さんが見れるし、
遊歩道と車の道を分けてるし、
ちょうどこの徳成橋と熊野橋の川岸の民家の方はボランティアで、
夜に川に向けて自宅からやわらかい光をあてて、
たわわな桜を演出してくれます

平安神宮の方を見たら東山。そう、
あの、♪月は朧に、東山~♪で始まる祇園小唄そのままの景観。
今日は息子がひとりで学校に行けました

しかも観光の皆さんでごった返しの京都市内の真ん中を経由して。
この感覚…10年…いや、もっとかも。
今日は入学式で下級生を迎えてあげて、
不安と緊張しかなかったかつての自分を見守るお役割。
そういう意図がある時は彼は頑張ります

親バカですが、本当に人のこころの痛みが解る気質でいてくれて、有り難う、って感じです。
もう自分の人生を人様と同じように優先させていただいてもいいんだよ。
ずっとずっとずっとずっと、文句も言わず、押されても蔑まれても縁の下で、人様の基盤の下の、これまた礎を、
コツコツ、コツコツやってきたのを、
お母さんはずっとずっとずっとずっと時には傍で時には付かず離れず見てきた。
今までよく生きて来てくれました。
よく耐え凌いで来てくれました。
人生の華やかだと思われている前半で、よくぞマイノリティを生き抜いて来てくれました。
見守ってくださる心の波長が合う方に出逢うまでが本当に宇宙空間を彷徨う程に果てしなかったです。
それでも諦め無かったよね

似たような損得勘定全く抜きのご縁がいつしか手繰り寄せられてやわらかいコミュニティーが形成されてきた結果だよね。
ご縁を繋いで、手をふりほどかないで、離さないで、見捨てないで、諦めないでいてくれた皆様に感謝だよね

また、カメさんみたいに、コツコツ歩こうね

ほんと、ありがと
