診察の後、一般外来棟でお薬を受け取り、それでもお腹の調子がストレスで悪かったので、
温かい飲み物でSSRIと安定剤を飲んで効いてくるまでじーっ・・・。
それでもドキドキが止まりませんでした。
自閉傾向の一つに慣れないところへいけない、というものがあります。
なので、実はお正月明けの今日の診察自体、とても緊張してしまって、
待合室にやっとついても、他の先生の担当患者でごった返しで、
それにもビックリしてしまって、逃げまくり。
看護師さんにティッシュもらって耳栓いっぱいして、
それでもお腹が痛くなってしまって、事もあろうか、
『せんせぇ~、もう、お薬ずっと飲んでて、大丈夫とおもうから、止めていいですか?』
と、
『でも、待合でビックリしてしまったり、一般の特に感情的な人の日本語が理解できなくてストレスがかかっているのを自覚しました・・・』
な状態。
そんでもって今日は、研究室の初研究会。
研究会は基本的に週に二日あって、教授が55歳くらいまでは、
正月も盆もGWも何もなしでずっとやってました。
今日は、学部生の卒論のタイトル締めきりと、修士学生の修士論文のタイトル締めきりが16時までで、
それを提出するとともに、論文を学内締めきりよりうんと早く仕上げます。
そう、国内の学術会議に卒業より先にデビューするのです。
で、3月の一週目に、全国大会の様なそれ(400人発表規模)で、
海外の先生も招待して、発表の後、御意見御指導を賜ります。
そうして、研究生活デビューになるのです。
私は病気をしてからやすませて貰っていましたが、
ホント―に2週間完全徹夜もしました。
集中するとこれも自閉的なのですが、過集中になり、
食欲がどうでもよくなり、睡魔とだけ闘って、
それでも論理的に辻褄があっていないと、
気持ち悪くて何度も何度も書き変えます。
発表の直前まで資料も書きかえ、直前にスライドを映す担当の学生君に、
「ごめんなさい、入れ替えてもらえませんか?」とお願いします。
もちろん発表の御部屋に入ったら、座長の先生に先ずは御挨拶。
特にデビューの場合は、先輩や先生と一緒にいっていだたくか、
どうしても先輩や先生がつかまらなかったら、
博士課程学生なら自分で名刺を作って、
『○○大学□□研究室の▽▽と申します。今日はどうぞ宜しくお願い致します。』
と真っ先に伺います。それをしないなんて考えられません。
・・・・まあ、そんなこんなな業界です。
今日はそれに行きたかったのですが、お腹がどうしてもシクシクして、
ベソ書いて娘に相談電話しました。←情けない^^;
いつもは励ます私が娘から、
「どうしても調子悪かったら帰ってきたらいいと思うけど、お薬でどうにかなるんなら、
行った方が、後で自分を責めて不安定にならないよ。」
とごもっともで特徴を踏まえた事を言ってくれました。
それで、研究室の第一学生部屋にいって、そうっとミーティングコーナーに座っていたら、
後輩たちが、次々に新年の御挨拶をしてくれて、
こちらの方が、『あ、ご、ご丁寧にどうも。』みたいになったりして。
学部や修士の授業で使うテキストを貰ってきました♪
私は博士から入ったので、データ工学は我流なんです。
今の学生の様に体系だって履修していないので、本当に辛いんです。
だから、もう一度、学部生のように学ぼうと思いました。
そうです。昨日の代数学のガロア理論からです。
今日はそんなこんなで、発表の学生にコメントする事ができました。
『それ、因果関係じゃなくて相関関係? パラレルコンピューティングの依存関係をはずすのに、マトリックスで解決する時に順序集合は使うんだけど、もし、因果関係じゃなくて相関関係なんだったら、その順序記号を使うのは数学的に気持ち悪いので、先生や先輩と相談してください。』って出来ました♪
これを聞いた教授「よこしま☆さんの言う通り。それ依存関係やと思うわ。1980年、僕がカリフォルニアでポスドクをしていた時に、僕のボスが書いた論文があるんやけど、それに6つの数学証明がしっかりされた長い論文があんねん。スキャンしてファイルにしてあるから、ちゃんと読んでおいて。この論文は抑えとかなアカンね。思い出した!思い出した!」と。
きっと・・・・
初めて引用してもらった気がする・・・
(///∇//)
将来を担う、色々短気修了したり、海外留学が当り前な、優秀な後輩の中、意見を採用されるのは、本当に嬉しい・・・☆
あ、ずっと言ってませんでしたが、私の研究室はビッグデータを扱う研究室でした~。
ははははは~☆