うちのお嬢様にトラブルが起こりましてスマホ関連だった事や本人の実はヘタレがありまして、
家中大パニックに伝播してしまいました


こないだの今日だし明日から息子はアルバイトで予期緊張で一発触発状態。
思春期かつ自閉的な二人の喧嘩は耳に堪えない無いようです。
使い方も間違えてるし、よりによって使う言葉はどこで覚えちゃったの

私はずっと両親も親戚も不仲の中で育ちました。環境も良いとは言えないと思います。
商売人と土建屋さんのバトルで、暴言暴力感情的虚勢的…子どもは隅っこで震えまくり、自由はなく、止めてー!と近づけば、女は黙っとれ!と殴られるわ、お腹蹴られるわ、ブッ飛ばされるわ←小さかったのに

てなわけで、私は大きな音や、スラングや、早合点や、変な鼻っ柱があると、フラッシュバックを起こしてしまうのです。
二年前の悪夢で息子はお嬢様に人生を滅茶苦茶にされたと思い込んでいました。
が、一昨日、またお嬢様の早合点からの暴言があり、諭すようにあの事故の詳細や、それに関してお嬢様が一番辛かったかもしれないと、ずっとその件と、それを原因とする困難に対し、一切糾弾をしてこなかった事を意識して思い出して欲しい、と伝えましたら、
あの鼻っ柱がエベレストより高いお嬢様が『あのときはごめんなさい』の泣きながら呟きました。
凄い成長だと思いました

謝って貰おうとしたのではなく、皆さんの愛が当たり前だったから、慣れっこになって忘れちゃってたんだね。
思い出してみて。ね、息子はむしろ貴女より経済的には与えられて無いよ?それでも貴女の能力と可能性を認めていたから、投資されるべきはお嬢様だと、お婆様の強引な計画に対して、お嬢様がそれを幸せに感じるなら、と、自分は差をつけられても文句も愚痴も言った事がないどころか、
お嬢様の自己の影響で自分の環境が変わってしまっても今ある環境に一生懸命自分の障害や心の傷と対峙しながら頑張ってるよ。カメサンにしか見えないだろうけど。
…すると、お嬢様はトラブルがあまりに急で彼女にとっては大きかったので暫くパニックを起こして家族に当たり散らしていましたが、
意を決して単独で対処しに出かけ、先程、バックアップの見通しが立ったと連絡がありました。
『自分で出来た~

「偉かったね。人がいっぱいだから危ないから無理だと思ったら帰って来なさい。大丈夫だったらお茶でもしてホッコリしておいで。」と伝えました。
順番で言うと私は先に逝くので、出来る限りの自分の事はひとりで出来る、知識と冷静さを持ち、もしそれでも大変そうなら、礼節を弁えて助けをお願いするコミュニケーション能力を育てる子育てが私の人生におけるタスクです。
だからシングルの私は誰より勤勉で誰より人の心に敏感で誰より人に尽くせる努力を続けないと、
親にはなれないと思っています。
あ、そうして、常に『未だ未だ皆様に学ばせていただかないと…』という素直で謙虚でいる事も忘れてはならない、という、
私の生きる道があるように思いました。
ですので職業にしていなくとも、知識獲得とマネジメントスキルは、医療従事者や、法曹界の皆様に準ずるくらいは身に付けたいのです。
それを以て、その時の最適解の方向に子どもを導き、その体験でのコミュニケーションこそが、私の幸せなのだと考えています。
製品や部品を作っているのではなく、命を育んでいるのですから。
皆様にとって慈愛の一日でありますよう




