後の十三夜(ミラクルムーン)とは? | ♪よこしま☆ちゃんの日常♪

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~ ゆるゆる生きる ~

今日は日が暮れてから洗濯物を取り入れちゃったので、東山に朧月が上がっていました。住んでよかったなー、って思うのは、こうして、風流なシーンに巡り逢う事です。

で、『後の十三夜(ミラクルムーン)』である事を知らなかったんです。

そう言えば、ひと月ほど前に、錦市場の近くだったか、どこだったか場所と時間は忘れましたが、

江戸時代の遊里では、十五夜と十三夜の両方を祝い、どちらか片方の月見しかしない客は「片月見」または「片見月」で縁起が悪いと遊女らに嫌われた。二度目の通いを確実に行なうために、十五夜に有力な客を誘う(相手はどうしても十三夜にも来なければならないため)風習があった。

を言っている人の声が大きかったので、耳にした内容は覚えています。

それが今日だったのですね~・・・で、どうして一生に一回なのかなぁ?と思って調べてみますと、

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八月十五夜以外の月見

☆九月十三夜
八月十五夜(旧暦8月15日から16日の夜)の月に対して、九月十三夜(旧暦9月13日から14日の夜)の月は「後(のち)の月」と呼ばれる。十三夜は日本独自の風習と言われている。ちょうど食べ頃の大豆や栗などを供えることから、この夜の月を豆名月(まめめいげつ)または栗名月(くりめいげつ)と呼ぶ。
江戸時代の遊里では、十五夜と十三夜の両方を祝い、どちらか片方の月見しかしない客は「片月見」または「片見月」で縁起が悪いと遊女らに嫌われた。二度目の通いを確実に行なうために、十五夜に有力な客を誘う(相手はどうしても十三夜にも来なければならないため)風習があった。
なお、旧暦の閏月で閏8月または閏9月が挿入される場合に1年で十五夜または十三夜が二度現れることがあり、二度目についてはそれぞれ「後の十五夜」、「後の十三夜」と呼ばれていた。「後の十三夜」は2014年11月5日に171年ぶりに出現している。

☆十月十夜
旧暦10月10日の月は「十日夜の月」とよばれ、「中秋の名月」と「後の月」に対しては「三の月」ともいい、この夜にみる月がその年の収獲の終わりを告げるとされた。

☆その他の夜
天候次第で月を見られない場合もあるので地方によっては月待ちという風習があり、十七夜以降を立待月(たちまちづき)、居待月(いまちづき)、寝待月(ねまちづき)、更待月(ふけまちづき)という。

二十三夜待ちまでを行う地域が多くを占めたが、二十六夜待ちまで行う地域があり、月光に阿弥陀仏・観音・勢至の三尊が現れる、という口実を付けて月が昇る(深夜2時頃)まで遊興に耽った。この風習は明治時代に入ると急速に廃れていったとされる。

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・・・だそうです。

この話をプロローグとし(ここでは前提知識として書いています)、他のサイトを10個ほど調べてみましたら、解り易く是非知っておきたい部分が書かれているサイトを見つけました。

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後の十三夜。読み方は、「のちのじゅうさんや」と読みます。旧暦の9月13日の月のことです。今年(2014年)は10月6日が旧暦の9月13日だったのですが、旧暦の9月13日は年に2回あることもあるのです。それで、2回目の9月13日の月を後の十三夜の月と言います。

9月13日が年に2回あるというと不思議な感じですが、それは、閏月(うるうづき)があるためです。閏月とは、昔は月の満ち欠けで暦を作る太陰暦を使っていました。太陰暦は1年が約354日なので太陽暦の約365日より約11日少なくなっています。

そのまま使い続けると季節のずれが生じて農業などに影響が出るため、3年に1度ぐらい、閏月を作って調節しています。今年は3年に1度の閏月が入る年で、旧暦9月の後に閏9月が入る年です。そのため、1年が13か月、9月と閏9月で9月が2回あって9月13日も2回、後の十三夜の月も2回あるというわけです。

何故、旧暦9月の後に閏9月が入るかというと、旧暦では、二十四節気のうち、

雨水、春分、穀雨、小満、夏至、大暑、処暑、秋分、霜降、小雪、冬至、大寒

の中気と言われる12の節気がそれぞれ1月から12月に入るようにしているのですが、太陰暦でずれて入らなくなるとそこに閏月を入れて調節します。

今年は10月に入るべき小雪が入らなくなるので、旧暦9月の後に閏9月を入れているのです。


今年は171年ぶりの後の十三夜の月だそうですよ。今年は、ミラクルムーンとも言われてますね。171年前は英語は無かったので今年から言われているのでしょうか?171年ぶりならまさにミラクルですね。

方角は、東北東から登って時間と共に北の方角へ登って、地方によって違いますが、午前3時50分から4時40分頃に西の空に沈みます。月の入り時刻は、札幌が3:51、那覇が4:37です。次回は、95年後。2109年になります。

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個人的に、とても興味を持って、『これは知って良かった~♪』と思ったのは、


何故、旧暦9月の後に閏9月が入るかというと、旧暦では、二十四節気のうち、

雨水、春分、穀雨、小満、夏至、大暑、処暑、秋分、霜降、小雪、冬至、大寒

の中気と言われる12の節気がそれぞれ1月から12月に入るようにしているのですが、太陰暦でずれて入らなくなるとそこに閏月を入れて調節します。

今年は10月に入るべき小雪が入らなくなるので、旧暦9月の後に閏9月を入れているのです。



という部分です。

巷では『ミラクルムーン』と言って大騒ぎしていますが、その歴史文化を含む宇宙物理学知識を知って、感心しないと「それは面白い!」と私は思わないので(流行りとか関係ない人かも^^;)調べて良かったです。ほー、今年はそれで11月5日がミラクルムーンとされるのね、に一番近い規則性が171年も超えて履行されているからです。

さて、次は95年後だそうです。高齢化社会で、健康寿命が延びたら、もしかしたら、一生に二度!かもしれませんよね!

とすると『人間の寿命は95年に満たない』事をほぼすべての前提とする『一生に一度』というキャッチフレーズは私は理に適っていないので(また、当り前を疑わないチープな表現だなあ・・・と思っちゃってます(ぷぷぷ☆)

シンプルに『今日は171年ぶりの後の十三夜の日』でいいのに・・・なんだか色んな報道(スポーツ番組なども)キャッチーな表現が多く、それが理に適っていない事が多くなって来たので、私はとっても憂いています。はーあ。

そうして仕組まないと殆どの人は興味を持たないんですかね・・・エンターテインメント+エデュケーション=エデュテインメントという研究が10年程前にありましたが、研究じゃ無くて事実がそうなっているように私には映ります。

文字から想像するから想像力が付くという考えはもう通用しないんですかね・・・なので、私は本や童話やラジオが好きなんですけれど・・・(災害の時も短波で飛びますからね♪)

なんだかな~・・・

ま、いっか☆