大きな樹 | ♪よこしま☆ちゃんの日常♪

♪よこしま☆ちゃんの日常♪

~ ゆるゆる生きる ~

P1002173.jpg

病院終わりました。一般病棟への道。お薬を取りに行きます。

P1002174.jpg

今日は京都大学大学院教育学研究科の院生さん(結構な年配のオジサンでした・・・かつての自分を見ているみたい・・・笑)が同席されていました。


P1002175.jpg

前回は初めてだったので、本心は怖かったけれど、かつて突然疎外された経験がある私は、診察であっても、誰かを診察室から自分の想いだけで外に出すこと、特に学びに来ている人を外に出す事を同時に躊躇いもしました。


P1002176.jpg

今回は、そういう意味では、慣れたというか、不思議と大丈夫な自分がいました。自分と同年代や年上の男性は基本怖いのですが、今日は真摯なその方の姿勢に、なんといいますか、大丈夫でした。我ながら、ちょっとずつ回復しているのかもしれない、と思いました。


P1002177.jpg

私は発達障害の診断が下ってから、どうもその基準といいますか、その価値観をメインに自分を推し量っていた気がしたんです。ほら、昨夜の記事のうち、PTSDの『過覚醒』の話をしましたよね。それの可能性も充分にあるので、それを話したんです。それもあるから、どれってひとつの軸では私を診断するには無理があるのではないか、と。

すると、同席されていたのは、教育学研究科の心理学専攻の方なのですが、主治医の向こうでうんうんと頷かれている様子が解りました。心理学的な解釈でのそれに私は間違った探し物をしていなかったと確信したのです。これは安心できる事でした。

担当医は『これだけ入り組んだ中で、短期間で、少ない価値観で、いきなりの改善は本当に難しい事だと思います。どんなアプローチにしても、眠れていないのは大変な事ですので、お薬を飲む事を我慢し過ぎないで、必要だと判断した時には、こうしてコミュニケート出来ているのですから、服用して休んで下さいね。娘さんの突発性蕁麻疹も同じく安定剤を服用して症状が治まるようなら、神経性の症状と思われます。もし引かなかったら、皮膚科などで、原因を特定してもらってください。また、よこしま☆さんの、歯の痛みもこれから歯科に行かれるとの事ですから、診察してもらって、それで歯科的に問題がなければ、やはり精神的なものですから、やはりゆっくり休んで下さい。また、今回のように、どうしても家の事だったり、家族や人の事で四六時中、神経を遣っていらっしゃるので、独りになる時間を意識して作って下さいね。』と言って下さいました。

今回研修に来られた教育学研究科心理学専攻の院生さんにもバックアップしてもらって総合的に看てもらった事は安心出来る事でした。

私は申し訳ないですが、腕の良い医者を選びます。(当り前ですよね。)他の大学のお医者さんを・・・これはたぶん人見知りから来ているのだと思いますが、京都大学のカリキュラムや、その精度を知っているので、他の研究科であっても、同じ大学の院生以上の方が、私を多面的に観察してくださる事は、嬉しいですし、私自身調べて来た事が、結構、専門的に、よいストライクゾーンに入っている事も確認できると、指針が決まるので、それは私の勘所というか、学術的にモノを見抜く目が、結構ある、という事でもあるので、殊更、嬉しい事でもありました。


やっぱり、人は、認められて、存在意義を確認するんだと思います。

そうして、誰に認められてもいい、というわけではなく、尊敬する人に認められたいのだと思います。

そのような意味では、紆余曲折、本当に血反吐が出る努力をし、京都大学大学院に合格した自分を褒めてあげたいと思いますし、知り合いが殆ど博士号を持っている人たちであることを(勿論向こうも私の名前と顔が一致してます^^;)誇りに思います。

さ、今から、歯科です。歯医者さんは、頭部の神経系統に詳しいので、左耳の中から頬にかけての鈍い痛みと、左奥歯の痛みの相関関係と、実際の症状を看て貰って、また神経の知識にしたいと思います。診察代は私にとっては授業料です。お医者さん、って、専門領域に興味を持って質問すると、必ず教えて下さいます。だから先生なのだと思います。

さて、この大きな銀杏、どれだけの高さなんでしょうね・・・旧帝国大学なので、敷地が有難いです。


P1002175.jpg

後ろの建物は、かの、iPS細胞研究所です。高さの想像が出来なかったので、新しいiPS拠点を増設している工事のオジサンに質問してみました。なんと!!!!30メートルあるんだそうです・・・とすると、この大きな銀杏は、30メートル以上の高さ!!!!

すっごい!!!!!

大きな樹は、本当に力強くて、御神木のようです。そんな大きな樹がいーっぱい敷地に生えています。他の写真の樹も、実際はン十メートルありますよ♪正門のクスノキは京都大学のシンボルマークで、よくテレビに出ますが、あれは、ちっさいちっさい!!!それになんだか周りをコンクリートで固めてしまって整備されてちゃってきたので、いつの間にか、ハゲ・・・いやいや、葉っぱが少なくなって、枝も細って来ました。大切な大学の樹なんだから、樹医さんに看て貰ったらいいのにな~、って、個人的にはテレビで映るたびに悲しくなります。あのクスノキのしたの「さわさわ」大好きなので、本当に悲しいです。


大きな樹の御話と絡めて見ました。今は亡き父の名前にも樹が入っています。これは余談~♪?