☆ かまきりん ☆  | ♪よこしま☆ちゃんの日常♪

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~ ゆるゆる生きる ~

朝から所用でコンビニに行きました。


近所なので、店員さん皆さん顔見知りです。いつものように、挨拶をして、自動ドアを出て、家路を急ぐ・・・

う?

(昆虫の苦手な人はスル―してください)


すると、


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ありゃ?


・・・・。


えっと・・・・



やっぱり、ありゃりゃ?






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こんなトコで・・・思わずマジで、


『どこいくのん???』って声に出して訊いている私がいました(やっちゃったーо(ж>▽<)y ☆)



じーっ・・・・




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右見て左見て、してはる。



えっと・・・・


『やっぱり、どこいくのん???』


『なに、してるのん???』


前に回り込んでみる。



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『なあなあ。』




もっと回り込んでみる。




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『ほんまに、どこいくん?  危ないで?』



ココまで来ると、もう車の人とかが、変な様子だと私を見てる・・・



(あーあ。やってもたー!苦笑)



そう思いながら、危なっかしくて目が離せない。すると、コンビニからご近所にお住まいとおぼしきおばあさまが登場。



(わ☆ アホなんバレタ!!! 汗) そう思っていると、



「あ、カマキリやねぇ。 珍しいねえ。 保護色になってるんかな?」って声をかけてくれました。


てっきり変な人扱いされると思って怖かったので、嬉しかったです。



『あ。 ホンマですねぇ・・・。 ちょっと茶色い・・・。 えっと・・・カマキリって今の時期でしたっけ・・・?』



「夏ちゃうの?」



『あ、そうなんですか・・・・卵ちゃんとか産むのかなあ・・・』



「どうなんやろね・・・・それにしてもどこから来たんやろうね」



『はい・・・・さっきから、自転車が来る方向にちゃんと向いたり、きょろきょろしてはるんですけど、それでも身体は動いて無くて・・・』



「へ~、向くの!?」



『はい・・・どうも・・・・あ、ほら、今もあっち向いた!』



「うわ~、ホンマやねぇ・・・」



『でも・・・・ここ排水溝やし、このまま道路出たら危ないし、困ったなあ・・・・って思って。』



「・・・優しいんやねぇ~♡」



『え。』(ぽっかーん・・・・)



「・・・・私やったら知らんふりやのに、そうして気付く人初めて見たわ~・・・」



『・・・・(//・_・//)・・・・』



近くに細い細い枯れ枝を見つけたので、それをカマのところに下から宛がったら、捕まってくれた。



『わ、わ、わ、わ。  こ、ここでいいですかね。 それとももっと立派な植木のところがいいですかね。』とコンビニの植木の所に誘導。



「そこでええと思うよ。」



『じゃあ、えっと・・・ここでがんばってね。』とそうっと下ろしたら降りてくれました。



『わー、ホンマに保護色ですねぇ・・・枯れ枝たちと似てますねぇ♪』


で、そんなこんなでおばあさんと少しお話しました。


ホンマにすぐご近所の豪邸!のおばあさまでした。(ビックリ!)


雀の巣立ちの御話も聞いてくださいました。



「まあ、雀の巣立ちってそうなの??」



『はい・・・・練習しているみたいで、親鳥が近くの電線とかで見ているんです。』



「よく気付いたわねぇ!」



『はい・・・人間が近くにいると来ないから、ヒナちゃんをそうっと置いてあげて、離れてそうっと見ていると、そのうち親鳥が降りて来るんですぅ・・・』



「初めて知ったわ~♪ そうなの~♪ ありがとう~♪」


なぜか喜んでくれました。



『あ、いえ・・・(//・_・//) さ、さようなら~♡』


ってお別れしました。



なんだか、ちょっと、嬉しかったです。


怪訝なお顔される事ばかりだったから・・・・



かまきりん、は、昔、知らなくて、枯れ枝の塊を持って帰って、玄関のたなに使っていない一輪ざしの花瓶に挿しておいたら、翌日、ちっちゃなちっちゃなかまきりんの大群が家に現れて、


とってもとってもとっても母親に叱られた人でつ(*゚.゚)ゞ



こわかったな~・・・すっごく叱られた。


おともだちになりたかったり、ふしぎなものをお家に持って帰って来ちゃうから、すっごく怒られたし、叱られた。


それ、大学生とか社会人でやったから、本当に呆れられて。



今となっては、自閉だったんなら、自分では解せるんだけど、今ごろの季節だったから、怖かった想い出しかない(*v.v)。



だから、今朝は、ちょっと嬉しかった・・・家を出るまでにずっと怒られてた心のチクチク、



ちょっとだけ、ちょっとだけ、見えない絆創膏、貼れた気がした。



♪かまきりんりん♪