マリタンさんに伺っても『私達の粗相でスターさんに迷惑が掛かってしまうから』が一番大切にしている事なのだそう。
スターさんが稽古や舞台に集中出来る様、出待ちもファンレターを渡す並び方も渡し方も、なんと理路整然かつスムーズな事か。
正に一体化、ラインダンスに基礎を置いた様でもある。
私は引っ込み思案なのではない。昨今の余りにも無秩序な短絡的享楽的楽観的な多くの人の行動に辟易している。
我先に、というのが透けて見えて吐き気がする。
そういう人に限って、自分の得意分野や、手法の延長戦上で、自分以外の誰かにスポットが当たる事を阻止する。
解らなくも無い。自分より人の目を惹くかもしれない人材が現れたら、自分にスポットが当たらなくなるからだ。
けれどそれを肥やしや励みに自己研磨に使わず、より自己はそのままに顕示欲だけが出てきたりすると、新しく出てきた人の邪魔をしたりアイデアを盗んだりして平然としている。
そんな自己を顧みない人は昔から居たのだが、最近は特に増えて来たように思う。
残念で仕方無い。
私はそのような人たちに嫌という程、苛められて来た。だから最早今では本能レベルで拒絶反応を起こす。パニックも一例だ。
最近覚えたスルーをする。図星だと逆ギレする場合が殆どだからだ。
昨日、パン屋でソフトフランスをトングで取ろうとした私に息子が何やら呟いた。
彼は普段から大きな粗暴な言動を嫌悪している。
余り聞き取れず何回も聞き返した。私が発達障害で聞き間違えをする事がある事を双方が理解しているから、聞き直す度に、話す方はより注意し、聞く方もより注意する。
結果は『接面してるから』だった。パンがトレイ以外の飾り付けや段差や壁などに触れていたらしい。
パンに対して『接面』という単語を使う人は私の経験上、稀有である。彼も今回初めて使ったように思う。
けれども確かに『接面』に違いないので、「わ~、パンに『接面』って言う人初めて~

言葉は正しく理解使用が望ましいですね
