おはようございます。
息子は、昨夜、もう、四苦八苦を通り過ぎて、もんどりうって課題をやっているうちに(発達障害なので、網羅的な学習はキツイんです・・・年々特徴が顕著になるときがありますからね)、
突然『解ったー!!!!!!!』と言いまして。
私はてっきり、今やってる課題に対してのそれかと思いましたら、
『なんで、こんなに、苦しかったんか! なんで、この単元だけとってもフリーズして何も考えられなくなるのか!!! そっかー!そういうことやったんかー!!!』
ってなりました。
∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
ど、どないしたん????
『なあなあ、聴いてくれる? これだけは聴いてくれやんと、生きていけんわ! ホンマにこれだけは頼むわ!』
と、いつも、ゆっくりな息子が、スイッチが入ったようで、しかもこれまで見た事の無い様子で話します。
それは聴かんと!!!
トラウマになってしまった原因となるイジメと、相手の子の当時の心理が自分の腑に落ちたというか、思い出したみたいなんです。ショックでフリーズしたままになっていたんですね・・・
10年たって、突如として、蓋が開いたみたいなんです。
で、10年経っているので、というか、今の状況が、私が横についていて、頼れる人がいる状況にあったせいである可能性ではあったのだと思うのですが、
突如として蓋があいても、怖いと言うよりは、解明してスッキリしたー!!!!
ってカンジでした。事実、その単元だけ、いきなりフリーズしてしまうので、こちらもこれまでは不可思議でイライラした態度になってしまったんですけれど、
話を聴いて、「そっかー!!! そうやったんかー!!! それはスッキリしたなあ♪
そうか・・・よかったなあ、スッキリして。やっぱり突然フリーズする何かがあったんやね!」
ってなって。
そうしたら、サクサク進むようになって、素直な言葉で『これ以上は疲れたし、目が見えへんなってきた・・・』てなったので、休ませました。
そんな時、実は横で、携帯に珍しく旧友の愚痴が入っていたんです。
こりゃ、大変だ!と、一生懸命答えました。
その最中に息子がこっちむいて攻撃するので、『そもそも勉強は一人でするのに、ママが文書構築を必死にやっていても、今は質問ではないんやから、放っといて!』って一旦はなったんですが、
実は超真面目に私が知っている知識を総動員して、それに傾聴するかどうかも伺う材料を構築していてもいたんです・・・
で、結果は、なしの礫。
・・・旧友は、息子と同級生の長男くんと、中学二年生の長女ちゃんがいるんですが、この長女ちゃんが、生まれつき左脳と右脳の大きさが違うらしいんです。発熱すると癲癇のような事が起こり、よく救急車で搬送されました。解熱にとても神経を払っていました。
で、旦那さんの仕事の都合で、急きょ、大阪から横浜に引っ越したんですが、横浜の教育制度は初めてやし、医療機関との連携もあるし、色々あったりで、長女ちゃんが不登校になったとの事。
家は二人とも不登校なので(私もだけど^^;)、脳の構造の問題というよりも、その長女ちゃんは心優しい子&繊細な子なので、競争論理(受験)があるコミュニティから、心理的に距離を置きたい様子なんですね。
で、これは、私もぶつかった問題なんですけれど、旧友も全日制の普通科から、短大に進学した子なので、その道が正しいと思っていて、それ以外はちんぷんかんぷんで、なんだったら、その就学の仕方が、上位で、
それ以外は下位に位置するものだという暗黙の刷り込みがあって、未だそれに気付いていないようなんです・・・
戦後60年が経ちました。けれど、まだ教育格差があるようです。親の収入だけが取り沙汰されますが、なんというか家族の関係性や、価値観によって、佳い意味での公教育が平等にセーフティネットとして機能していないんですね。
哀しい現実です。人間は本当に怖いです。自分を基準にしますから。
それで、様子を伺っていると、どうも耳を傾けられる状態にないみたいだし、彼女の子育ては彼女の事だし、何より、その長女ちゃんにとっての親は彼女なんだし、
見守るしかないのかな、と。
私がこの子たちを、放置して(下の子がまだ就学中ですから・・・)、あれこれと関われない。
けれど、ふ、と思ったんです。
こう言う時に、『人に理解してもらおうと思わなくていい』って使うのではないか、と。
長女ちゃんの健康上の知識は親である旧友が持っている、学校が不安だから不登校で、家なら安心したり、課外活動(身体的には活発で、地域のサッカーのクラブチームに入っているらしいです)には行ける様子。
もう、それでいい、というか、なんのこっちゃない、長女ちゃんの安全と安心を提供出来ているじゃないか、と。悩む事ないよ、と。そういう意味の『人に理解してもらおうと思わなくていい』です。正しくは『人に理解してもらう必要はもう無い』だと思います。
2014年、一見、ドラマのような、あるいは歴史上の戦はありません。
けれど、物質が豊かになっても、それを共有しないで、独り占めしてしまう人が多いので、心の戦が酷くなってきたように思います。きっと格差が宜しく無いのは、これを助長するからだと個人的に理解しています。
来年から、障害者支援法が法改正されます。どんな法律になるのか、先陣切って私が理解して、子ども達に享受して、関係部署に理解を求めないと。
命の為に身を捧げられるのは、御母さんだけだと思っています。
色んな御母さんがいるけど、子どもさんにとって、安全安心なお母さんで、
よその御子さんやご家庭に、自分の価値観を押し付けない御母さんであれたらいいんです。
なので、旧友にも、見守るしか出来ないけど、きっと貴女なら見つけられるから、長女ちゃんの安全と安心を提供できる能力があるから、今を継続して、
変な言葉に惑わされたり、心を痛めないでね!
・・・ってだけ伝えました。
それでも今は耳に届くか解りません・・・私自身がレッテルを貼られて育った側なので、
レッテルを貼る人の力量を見極めようとする癖が強く残っています。
自慢したり誇示したり(一緒かな?^^;)吹聴したりする人を見ると、その人の力量を見定めようとします。
そうして身を守るのです。
『あ、この人の言葉や言動に、強く揺さぶられなくても、混乱しなくても、いいんだ』って。
これが私の鈍感力です。いえ、鈍感になるための技術だと言った方が正しいです。
なぜなら、私は、生まれつき、敏感だからです。感覚過敏と言った方が通じますか?
発達障害ですから。なぜか言葉は理解できるように自ら訓練して来てしまったので、
子どもの頃には解らなかった、自慢したり誇示したり(一緒かな?^^;)吹聴したりする人が、
解って来ました。
哀しいかな、その中に、身内や、それまでの知り合いが殆どを占めていました。
なので、私は変わっている事を、誇りに思っています。
普通の人がどれだけ、虫も殺さない顔して、知らないうちに人(の心)を殺めているか。
長いモノに巻かれているか・・・
でも、変わっているのに、外に出ちゃうと、白いカラスになってしまって、攻撃されますから、外には出ません。自閉的と書いているのは、自らの判断で、閉じこもった方が身の安全を守れる、と解ってやっているからです。
旧友も普段は出来ているんですが、長女ちゃんは、今、義務教育の真っただ中なので、不自由だと思います。
戦後60年、経済的な画一教育はいいけれど、内的な画一教育は、子どもが減ったんだから、改善出来るはず。
教員って、多忙が解っていたから、昔は聖職と言われて、生涯独身でいる覚悟をしてから、教員になったものです。
親の死に目にも、家族のそれにも立ち会えず、ただひたすら、子ども達の為に身を捧げる職業です。
だから、尊かったんです。
大学の同級生にひとり、システムエンジニアから転身したリケジョいますけれどね。
彼女、中学のやんちゃざかりの男子に数学を教えています。
独身やってます。親の事はみているようですが。
そうして、彼女の御姉さんは、看護師さんです。
看護師さんのおねえちゃんが結婚出来るように、そのリケジョちゃんは教員に転職したのでした。
いさぎいいっていうか、カッコイイっていうか、尊敬します。
私はヘタレだから、子ども達に来てもらわないと持たなかった。
けれど、来てもらったのは私だから、どれだけ手間がかかっても、自分の時間がとれなくても、
学校の先生に看て貰う前に、私が教えもします。
そんなこんなで、現役の時に、不得意だった科目も、今、子どもの単元を一緒にやってます^^;
そのうち、私、どこか大学また受験できちゃうんじゃないかしら^^;
もう、ええって???
そうですね。でも、人生の勉強はずっと自ずと続けちゃうと思います。
生涯学習を地で行くようです。
まさかこんな人生になるなんて・・・てっきり小さい時は「フツー」になるもんだと思ってました^^;